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■0233「レクイエム・フォー・ドリーム」

 「π(パイ)」でデビューしたダーレン・アロノフスキー監督の、2000年作品。麻薬中毒による破滅を、独自の映像で描いている。ジェニファー・コネリーとジャレッド・レトが演じる若いカップルよりも、母親役のエレン・バースティンの演技がぶっ飛んでいる。ダイエットのために医師から覚醒剤を飲まされ、錯乱に陥っていく。すさまじい。まさに怪演だ。
 クロノス・クァルテットの音楽と映像が見事な相乗効果を上げ、登場人物も生き生きとしている。独創的な映像処理も効果的だ。作品としての出来は、高く評価していいだろう。しかし、私にとっては「π(パイ)」の衝撃の方がはるかに大きかった。この作品も、容赦のないいたぶりに満ちているが、本当に吐きそうになったのは「π(パイ)」の方だ。

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