■作家・原田康子、死去
「挽歌(ばんか)」などで知られる作家の原田康子(はらだ・やすこ、本名佐々木康子=ささき・やすこ)さんが20日午前、札幌市の病院で死去した。81歳だった。東京都出身。自宅は札幌市中央区南8条西14の1の12。葬儀の日取りは未定。
幼少時に北海道釧路市に移り住み、地元紙記者を経て執筆活動を開始。同人誌「北海文学」に55年から連載した「挽歌」で注目された。戦後の釧路を舞台に不倫の愛を描き、既成の価値観にとらわれないヒロインの生き方が共感を呼んだ。単行本はベストセラーになったほか、五所平之助監督、久我美子主演で映画化もされた。
ほかの作品に「蝋涙(ろうるい)」(女流文学賞)、自身の一族をモデルにした「海霧(うみぎり)」(吉川英治文学賞)などがある。
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