2009.12.06

■ダマー映画祭 in ヒロシマ、11日開催

 2001年にアメリカで誕生した映画祭「ダマー映画祭」が、「ダマー映画祭 in ヒロシマ」として日本に上陸。11日(金)から広島国際会議場をメイン会場に3日間の日程で開催される。
 「ダマー映画祭」は、ヘブライ語で「インスピレーションを与えるたとえ」を意味する“ダマー”の名を冠する映画祭で、「Spiritual Experience」というコンセプトを掲げ、人物の葛藤、心情の変化など人間の内面の描写方法に焦点をあてた作品を公募する。また、通常の映画祭と異なり、観客と作り手のコミュニケーションを重視し、数々のワークショップやQ&Aイベントを行うのが特徴だ。映画祭事務局も「映画祭を“観に行く”というよりも“参加する”という言葉がピッタリとくるような、映画の作り手たちと観客が“同じ目線”にある映画祭です。映画ファンの方はもちろん、映画の世界を目指す若い方にも参加してもられば」と話す。参加者が映画鑑賞だけでなく、さまざまなイベントに参加できるよう、チケットはプログラムごとではなく、1日通し券と3日間通し券のみ発売する。
 今年は、『ゆれる』『ディア・ドクター』の西川美和監督、自ら製作総指揮と主演を務めた短編作品『A Little Step』が本映画祭で上映される俳優の伊原剛志、『X-MEN』『スター・トレック』を手がけたプロデューサー、ラルフ・ウィンター氏らがワークショップを行うほか、世界各地から寄せられた秀作短編映画の上映や、短編映画10作で行われるコンペティション部門など多彩な上映&イベントが予定されている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.03.17

■トライベッカ映画祭のランナップ決まる

 2009年で第8回を迎えるトライベッカ映画祭のラインナップが発表され、長編映画86本に決まった。
 去年の120本に比べ40本近くも減っているが、昨年も一昨年に比べ40本減だっため、不況の影響とだけはいえない。ただ、この経済状況で、海外記者をわざわざこの映画祭のために招待して取材させるのは難しいようで、今年も宣伝面でトライベッカ映画祭は苦戦を強いられることになりそうだ。これまでも、トライベッカ映画祭の試写は、マンハッタン内の映画館数か所で行われるほか、記者会見もホテルや大学などとバラバラな場所で行われており、ニューヨーク映画祭のようにリンカーン・センターで、記者会見も試写もできるような状態ではなかった。今回の本数の削減は、より管理しやすい環境化で、質の高い映画を提供しようとする意思がうかがえる。
 そのため、選考された作品の中には、知名度の高い監督が名を連ねている。その中でも注目なのは、スポットライトの部門で、これまでカンヌ映画祭やヴァネチア国際映画祭で名を馳せた是枝裕和監督の作品『歩いても 歩いても』や、アカデミー賞外国語賞を受賞した滝田洋二郎監督の作品映画『おくりびと』が選出されている。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009.03.16

■「沖縄国際映画祭」初開催

 2009年春、新しい国際映画祭が誕生する。3月19日(木)から22日(日)までの4日間、沖縄北谷町のアメリカンビレッジ及び近郊で開催される『沖縄国際映画祭』だ。
 国境や人種を超えた万国共通のキーワードである“Laugh & Peace”をコンセプトとした同映画祭は、日本初公開となる映画の上映はもちろん、コンペティションも開催。お笑い芸人が監督を務めた作品の上映やワークショップ、音楽イベントなど、プログラムも充実している。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■ジュリエット・ビノシュが率いる「フランス映画祭2009」開催

 毎年恒例の大イベント、フランス映画祭。昨年のソフィー・マルソーに続き、今年はフランス映画祭団長として、オスカー女優のジュリエット・ビノシュを迎え、3月12日から15日までの4日間、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催。2007年から2008年に撮影された15作品に加え、短編映画6作品を観ることができる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.03.01

■ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009・オープニング

Yubari2009
 2月26日夜、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009のオープニングに参加した。開会式で藤倉肇夕張市長は「皆さんの熱い思いが伝わってくる。このおつきあいが継続することを願っている。世界で一番温かい映画祭、映画を通じて語り合える映画祭、皆さんが主役の映画祭でありたい。多くの方々から元気をもらった。そのおかげで夕張が元気であることを、この映画祭を通じて全国の方々にお伝えしたい」とあいさつした。
 高橋伴明審査委員長は、米アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した「おくりびと」に触れ「夕張になじみの深い滝田洋二郎監督が、アカデミー賞で花火をあげてくれた。そのエネルギーをもらい、映画祭、そして夕張全体が元気になったらと思う。作品を楽しみながら、冷静に審査したい」と審査に意気込みをみせた。
 ことしのオープニング作品は「クローズ・ZERO2」。大半が乱闘シーン、高校生たちのなぐりあいという映画だが、なぐりあうことでしか相手を認めることのできない不器用な男たちの熱い思いは伝わってくる。三池崇史監督は「牛頭」「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」などの奇作を手掛けてきているので、むしろ映像表現的には「おとなしい」作品と言える。山本又一朗プロデューサーは「日本で一番、新人をステージに上げていく礎になっている力強い映画祭だ」と映画祭の意義を強調した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.23

■米アカデミー賞外国語映画賞に「おくりびと」ノミネート

 第81回(2009年)米アカデミー賞候補が22日、発表された。日本映画「おくりびと」(滝田洋二郎監督)が外国語映画賞の候補作にノミネート。おくりびとは、2008年秋公開されている。「第63回毎日映画コンクール」(毎日新聞社など主催)の日本映画大賞も受賞した。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.10.23

■「さっぽろ映画祭2008」は11月1-3日

 「さっぽろ映画祭2008」が、11月1-3日にSTVホールが開かれる。ことしで20回目。今回は、映画制作から上映活動までを手掛ける「映蔵庫」とのコラボレージョンが特徴。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.09.28

■サン・セバスチャン国際映画祭で『歩いても 歩いても』脚本家協会賞を受賞

 「第56回サン・セバスチャン国際映画祭」コンペティション部門の受賞結果が現地時間9月27日、米監督ジョナサン・デミ審査委員長から発表された。
 地元紙「エル・ダイアリオ・バスコ」を始めとする批評家の下馬評では、是枝裕和監督『歩いても 歩いても』が最高賞「金の貝賞」の最有力と見られていたが、受賞とならず。その他、オダギリジョー主演『悲夢』や菊地凛子出演の米映画『ブラザーズ・ブルーム』も受賞を逃した。
 一方で賞に絡んだ作品の中はいずれも、批評家から辛口の採点を受けていた作品だったため、デミ監督が賞を発表するたびにブーイングが起こるという後味の悪い結果となった。
 『歩いても 歩いても』は、映画祭の協賛団体である「2008スペイン脚本家協会賞」を受賞した。 受賞結果は以下の通り。

【金の貝賞(優秀作品賞)】
『パンドラズ・ボックス』(トルコ・フランス・ドイツ・ベルギー合作)
 イエスィム・ウスタオウル監督

【特別審査員賞】
『トゥ・レグド・ホース』(イラン・フランス合作)
サミラ・マフマルバフ監督

【銀の貝賞(優秀監督賞)】
『ジェノヴァ』(英国)
マイケル・ウィンターボトム監督

【銀の貝賞(優秀男優賞)】
オスカー・マルティネス
『エル・ニド・バッチョ』(アルゼンチン・スペイン・フランス合作)

【銀の貝賞 (優秀女優賞)】
メリッサ・レオ 『フローズン・リバー』(米国)

ツィラ・シェルトン『バンドラズ・ボックス』(トルコ・フランス・ドイツ・ベルギー合作)

【審査員賞(優秀撮影賞)】
ヒューゴ・コレース『エル・ニド・バッチョ』(アルゼンチン・スペイン・フランス)

【審査員賞(優秀脚本賞)】
ベノワ・デルピーヌ&ギュスターブ・ケルヴェルヌ『ルイーズ-ミシェル』(フランス)

【新人監督賞】
カオ・バオピン監督『イクエイション・オブ・ラブ・アンド・デス』(中国・香港)

【観客賞】
『バーン・アフター・リーディング』(米国)
コーエン兄弟

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.09.17

■第33回トロント国際映画祭 最優秀作品は『スラムドッグ・ミリオネア』

 第33回トロント国際映画祭が閉幕し、最優秀作品賞にあたるピープルズ・チョイス賞が発表された。ピープルズ・チョイス賞は、その名の通り映画祭の観客の投票によって決定され、今年はダニー・ボイル監督の映画『スラムドッグ・ミリオネア』(原題)が選ばれた。ストーリーは、ムンバイのスラムで生きる貧しい男の子がインド版「クイズ・ミリオネア」に出演し、賞金を獲得するというもの。
 ダニー監督は、当初は出演者全員をボリウッド俳優でと望んでいたが、どのインド人俳優もスラムで暮らす負け犬のような弱さを持っているように見えなかったため、イギリス生まれのデヴ・パテルを起用したという。「ボリウッドでブレイクするにはジムで毎日6時間以上、体を鍛えないといけない。でも僕は平均的なルックスの男の子を捜していたんだ」とダニー監督は語った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.09.13

■第52回ロンドン国際映画祭ラインナップ発表

 第52回ロンドン国際映画祭の上映作品が、9月11日発表された。巨匠から新人らによる作品まで40か国以上から集まった約300本がロンドン各所で上映される。
 ニクソン元アメリカ大統領をインタビューしたデヴィッド・フロストを描いたロン・ハワード監督の映画『フロスト/ニクソン』(原題)のワールド・プレミアで10月15日に幕を開ける映画祭は、映画『トレインスポッティング』『28日後…』のダニー・ボイル監督による映画『スラムドッグ・ミリオネア』(原題)で30日に閉幕となる。
 注目を集めているのは、監獄でのハンガー・ストライキで27歳で亡くなったIRAのボビー・サンズを描いたスティーヴ・マックィーン監督の映画『ハンガー』(原題)。若手ビジュアル・アーティストに与えられるイギリスの芸術賞ターナー賞も受賞しているマックィーンが映画界に進出し、初の監督と脚本を務めた本作は、すでにカンヌ国際映画祭で初監督に与えられるカメラ・ドール賞、ヴェネチア国際映画祭でグッチ・グループ賞を受賞している。
 日本からは、ヴェネチア国際映画で白い杖賞受賞の北野武監督の映画『アキレスと亀』や、橋口亮輔監督映画『ぐるりのこと。』、是枝裕和監督映画『歩いても歩いても』、長崎俊一監督映画『西の魔女が死んだ』、若松孝二監督映画『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』、アニメーション作家、山村浩二が手掛けた『こどもの形而上学』などのほか、横浜聡子監督の映画『ジャーマン+雨』や詩人として知られている谷川俊太郎が覚和歌子との共同監督にチャレンジした映画『ヤーチャイカ』のような新人監督の作品も紹介される。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧