2009.02.28

■MRI、初体験

 突然倒れたおかげで、長年夢見ていたMRI(核磁気共鳴画像法)を、初めて体験することができた。検査の時は、意識がはっきりしていたので、検査をたんのうした。あの閉塞感が苦手な人もいるだろうが、私は狭いところが好きなので、平気。そして、ビンビン、ガンガン、ドンドンという騒音も、ノイズ系やテクノを聞いているわたしとしては、いたって心地よかった。自分の頭蓋の内部写真が壁一面に貼られるという、壮観な場面も観ることができたし、よい経験をさせてもらいました。

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2008.11.11

★ささやかな1歩のために

 2011年11月11日という新しいプロジェクトを3年後に控え、ささやかな1歩が始まる。人類は危機の中にある。インターネットとバイオ技術と国連改革が、予想し得ない大変革を可能にし、平和と自由と平等な生存権を人類が共有するかもしれない。しかし、相変わらず戦争と抑圧と飢餓と疫病が世界を覆っているかもしれない。悲観するためのデータは、いくらでもある。だが、絶望しては、未来はやって来ない。希望を持つこと。小さな可能性でも、希望を持って、表現し行動すること。そこにしか、明るい未来はない。少なくとも、希望の芽は、十分にあると思う。個々人に未来が託された初めての時代を、私たちは生きている。ささやかな1歩を、ともに。

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2008.07.25

■ささやかな予告

 どうやら、私たちの世代は、名付けようもない時期に位置し、そして、名付けようもなく死んでいくのだろう。まあ、それは、いい。これまでのおびただしい人々と同じなのだから。世代に対する名前など、学者の暴力的な画一化に過ぎない。無視するのも、一つの選択だが、しかしながら、当事者として、ささやかな言葉を残すことが、インターネット時代の一つの選択とも言えるだろう。何も残さずに生き、そして死んでいくという美学もあるが、それは、そうとうに使い古されたスタイルでもあるから。さて、のんびりと、この時代と、そして歴史を振り返ってみたい。第2次世界大戦前後の、血なまぐさい動乱とは違うものの、この10年間は、明らかに戦場だった。そして、これまで経験したことのない未曾有のアイデンティティの崩壊だった。

とりあえず、私たちの獲得したテクノロジーを紹介しようか。
(1)現実を多層的に観ること。電脳コイルは、とても重要なメタファーだ。
(2)常に歴史的な視点で現在を観ること。
(3)社会や、世界を、空間的な広がりとして観ること
つまりは、たえざる自己相対化を快感とするということだろう。

1970年代に世界でも、日本でも非常に優れた生きるスタンスが提示されたが、あっという間に忘れ去られた。それは、おそらくは現代における、ダビンチ的なスタンスだ。

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2004.08.06

■今夜はFM三角山放送の担当!

 6日午後11時からの札幌の地域FM三角山放送局の「トウキョウトラッシュ」1時間を、私が担当します。ことし春に広島を訪れたこともあり、今夜は、原爆の日について少し話します。そして、「箪笥」「ディープ・ブルー」「スチームボーイ」などの映画評をお届けします。最後に、ブログについても紹介しようかと考えています。
 三角山放送局のホームページで、ライブ放送を聞くことができます。

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2004.03.05

■「CASSHERN」監督日記!

「CASSHERN」の公式サイトCASSHERN.COMは、スタイリッシュでかっこいい。まだ、工事中の部分もあるが、日々充実している。しかしながら、妙に個人サイトっぽいところもあって、愉快だ。紀里谷和明監督の日記が載っている「DIARY:DIRECTOR」では、率直なコメントが楽しめる。
 コンピュータ-持って温泉宿に籠るが、温泉に浸かって眠くなって全然仕事が進まない-なんて、ことが書かれている。2003年9月24日「この二日かけて二分しか編集できてない...。 アクションシーンだからしょうがないか...。と思いつつ。うーん 大変だなー」、11月13日「CASSHERNのポスターとビラができたので、ちょっと配ってみようと思って、スタッフルームから食事に行く道すがら、道行く人にビラを渡そうとしたのだが、これが全然もらってくれない!!」
 2004年1月1日は「とうとう2004年が来てしまいました。 あと何年生きられるやら...。あと、何本映画が撮れて、何枚写真が撮れるんだろうなんて、最近よく考えます。だからどうなんだってことないんですけどね...。」2月15日には「編集が終わったぞー!!!!!!辛かったなーと言いつつ、まだ細かい事は所は色々あるのだが...、。というか、『まだ終わってなかったのか?』と言われそうですが...。」

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