2004.01.21

■クラブハウスで自作VJ

 私は、幅広いジャンルの映像、音楽に接していたい。トーキーのフイルムの質感から、デジタルの変幻自在な質感まで。ハリウッドの大作から孤高の個人映画まで。私は、あらゆる映像表現にとても関心がある。音楽もバロックからノイズまで。ワールドミュージックの多彩なリズムと音色にも心を踊らせる。人類が模索し生み出した映像と音楽の広大な可能性の空間で遊ぶことこそ、私の至福だ。古典的な作品に新鮮な感動を覚え、新しい表現に出会って全身が震える。そして、自らも音楽と映像を創造する。そんなスリリングな日々を過ごしていきたい。
 私の夢は、大きなクラブハウスで自作のVJを行うこと。VJというと、音楽に従属した映像というイメージを持つ人がいるかもしれないが、私は映像と音楽を一体のものとしてVJを生み出していきたい。できれば、両方ともに即興で。クラブの参加者の息遣いや熱気を肌で感じて、その雰囲気に共振し、より高揚し、深く沈み込むための音と映像をつくり出したい。私のホームページでは、練習の中で生まれた自作の音楽と映像によるビデオ作品を公開している。

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2004.01.07

■水切りの「極意」発見!

 川に小石を水平に投げて、水面をぴょんぴょんと跳ねさせる遊び=水切り。誰もが一度は試み、何人かは夢中になって、回数を数えたと思う。私も、その一人だ。フランスの映画「アメリ」で、主人公のアメリ・プーランの好きなことが「水切り」と説明する場面では、思わず「分かる、分かる」とうなずいてしまった。
 フランス・リヨン大学の研究者らによるチームは、直径5センチ、厚さ2.75ミリのアルミニウムの円盤を使って、速度や角度を変えながら水面と衝突させる実験を繰り返した結果、水面から20度のときが、最も跳ねやすいことが分かった。速さが速くても遅くても同じ結果だった。 英科学誌ネイチャーに発表した。これまでの世界記録は38回だというが、科学によって最高記録は塗りかえられるのだろうか。

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