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2015.01.22

■「ベイマックス」


ディズニーのアニメ「ベイマックス」は、製作総指揮ジョン・ラセター、ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ監督です。予告編のような「ほのぼのさ」は最初だけで、アクションシーンが中心です。原作はマーベルコミックの『ビッグ・ヒーロー6』。アメコミのヒーローものを、日本の戦隊ものでアレンジしたような感じです。

サンフランシスコと東京を掛け合わせた街サンフランソウキョウが舞台。混ぜ方は微妙ですが、なかなか楽しいアイデアを盛り込んでいます。ケアロボット・ベイマックスの顔は、神社の鈴がモデルになっています。

大学の工学ラボのシーンから、楽しさが爆発します。実現可能と思わせる近未来テクノロジーのアイデアが次々と登場します。そして、背景画のクオリティが、超絶的に素晴らしいです。新しい光レンダリングソフトが、実写のような現実世界の乱反射を表現しています。驚異的な体験でした。さらに、作画は細かなところまで丹念に書き込みつつ、感動を何倍にもしてくれます。

日本的な感性を、さりげなくリスペクトしていて好感が持てます。「マジンガー・ゼット」など、日本の懐かしいロボットアニメではおなじみのロケットパンチが登場します。登場するだけでなく、その使い方の巧みさには感服しました。やられましたね。

脚本は詰め込みすぎな感じもありますが、よく練られていて、そのうまさにうなりました。ただ肝心の主人公ヒロが、あまりにも天才過ぎて感情移入できない点が、やや残念でした。

同時上映の短編『愛犬とごちそう』は、レトロな作画ですが、カラフルでスピーディな展開が楽しい、愛すべき作品です。

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