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2014.12.24

 ■「ストックホルムでワルツを」


ペール・フライ監督。スウェーデン映画。スウェーデンの国民的なジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドの半生を映画化しました。人口約950万人のスウェーデンで50万人以上を動員したヒット作。同国のアカデミー賞にあたるゴールデン・ビートル賞で11部門にノミネートされ、監督賞、主演女優賞など4部門を受賞しています。

シングルマザーで電話交換手の仕事をしながら歌手を夢見たモニカ・ゼタールンドのサクセスストーリーですが、美化することなく、モニカの身勝手な性格を冷たく突き放して描いています。しかし挫折にめげずに、とても一途に努力する姿は感動的であり、歌手のエッダ・マグナソンが演じているので、歌がとても魅力的で引き込まれます。

1961年に、世界で初めてスウェーデン語でジャズを歌った代表作「歩いて帰ろう」や、ビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビー」などの名曲が作品を彩ります。そして、北欧デザインの美術も、さりげなく作品を飾ります。複雑な人間関係を、重くならずに、さらりとまとめあげる監督の手腕もなかなかです。

昨年と今年、スウェーデン映画祭が日本で開かれています。北欧映画祭でなく、スウェーデン映画祭です。それだけ、勢いがあるのだと思います。スウェーデン映画といえばイングマール・ベルイマン監督が有名ですが、『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレム監督も好きです。

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