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2014.12.18

■「楽園追放」


「楽園追放」は、「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」の水島精二監督と、「魔法少女まどか☆マギカ」の脚本家・虚淵玄が初めてタッグを組んだ、オリジナルの劇場用長編SFアニメです。大半の人類が地上世界を離れ「ディーヴァ」と呼ばれる電脳空間で暮らす西暦2400年が舞台です。

突然、フロンティアセッターと名乗る者が、地上世界からディーヴァに対してハッキングを仕かけてきます。ディーヴァの捜査官アンジェラ・バルザックは、生身の身体=マテリアル・ボディとなって地上世界に降り、地上調査員のディンゴとともに、フロンティア・セッターを探します。アンジェラを釘宮理恵、ディンゴを三木眞一郎、フロンティア・セッターを神谷浩史が担当しています。三人ともうまいです。

映像は、なかなかのレベルです。3DCGの良さを生かしながら、柔らかな表現も盛り込み、新たな可能性を感じさせます。演出には「交響詩篇エウレカセブン」の京田知己が参加し、切れのあるめくるめくようなアクションシーンを見せてくれます。

物語の構造は単純ですが、センスの良い映像と声優のうまさで、作品を堪能できます。それにしても、これほど人工知能を楽観的に楽しく描いた作品はないのではないかと思います。虚淵玄の脚本は、一見明るく見えますが、本質的には深刻なテーマを提示しています。私には「インターステラー」よりも、リアルな手応えが残りました。

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