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2014.06.26

★「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」


佐藤信介監督の映画「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」。大好きなモナリザネタなので、期待していました。松岡圭祐の小説『万能鑑定士Qの事件簿』シリーズ9巻を原作に映画化しました。いきなり9巻からなので、1巻から設定を取り込み脚色しています。

なんと、日本映画で初めてルーヴル美術館内本格ロケが行われた記念すべき作品です。同館内での外国映画のロケは『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)以来ということです。

劇場公開に先駆けて5月5日にはルーヴル美術館内でパリプレミア上映が行われ、好評を得たようです。『ダ・ヴィンチ・コード』以上の素晴らしい作品という意見もあったようです。嬉しいですね。

物語は、名画『モナ・リザ』が40年ぶりに日本にやってくるという設定で始まります。ルーヴルのアジア圏代理人兼調査員である朝比奈尚幸の信頼を得ていた万能鑑定士の凜田莉子は、臨時学芸員の採用試験に招かれます。

莉子に関心を持って密着取材する雑誌記者の小笠原悠斗がパリに同行。ふたりは、不可解な事件に巻き込まれていきます。スタッフ選考試験での学芸員の流泉寺美沙と莉子の緊張関係が良いです。


謎解きが楽しく、パリの風景の切り取り方もセンスがあります。なによりもルーヴル美術館のロケが十分に生かされています。装飾品の数々など、やはり本物は違います。本物と偽物というのはこの作品の重要なテーマでもあります。

ストーリーもテンポが良く、なかなか面白い展開でした。ただ後半が、やや安っぽくなってしまったのは残念。日本で一般公開された『モナ・リザ』は偽物という、人を食ったラストシーンには、クスリとしました。

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