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2014.02.19

「アメリカン・ハッスル」

デヴィッド・ラッセル監督の「アメリカン・ハッスル」は、1970年代後半のアメリカで起きた政治家などの収賄スキャンダル「アブスキャム事件」をもとにしたサスペンスドラマです。FBIが仕掛ける「おとり捜査」に協力させられる詐欺師たちの姿をコミカルに描いていきます。

冒頭、あのクリスチャン・ベイルがハゲ頭にカツラを着ける場面が延々と流れます。詐欺師アーヴィン役のクリスチャン・ベイルは、お腹もぶよぶよ。完全にイメージを壊しています。愛人のシドニーを演じるエイミー・アダムスも、大げさで、ねちっこい演技をみせます。アーヴィンの妻ロザリン役のジェニファー・ローレンスも、とんでもない演技を披露します。

カジノ利権に群がる政治家やマフィアを捕まえようとするFBIの物語のはずですが、どたばたコメディのノリで、ストーリーが転がっていきます。リアルさが乏しい俳優たちの誇張した演技合戦を見せつけられて、しらけ始めます。渋いロバート・デニーロが登場し、やっと映画が締まります。

FBIに無理矢理「おとり捜査」に協力させられるアーヴィンは、危機一髪で大どんでん返しを行うというラストだけは、見応えがありますが、全体に騒がしさがまさって好きになれませんでした。

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