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2013.09.14

■SAPPOROショートフェスト2013・9月14日

SAPPOROショートフェスト2013・9月14日
★I-Cイマジネーション・ワールド

「渇いたエゴ」(フェブリアント・プディ・ウタマ監督、3分)。水をめぐる寓話的なアニメ。質感がユニークです。

「ジュリー / ジョニーギター」(エンリコ・チック監督、4分26秒)。ミュージックビデオ。歌手ジュリーのためのスタイリッシュな作品。屈折した愛を感じます。

「ウォームスレイお叔父さんのクリスマス」(デビッド・シュート監督、29分58秒)。奇想天外なアニメですが、すごい力作です。作り込みが凄まじい。

「フィルムの真相」(イグネシオ・エスタレグイ監督、14分30秒)。写真をめぐるミステリーを、メリハリのあるCoolな映像で楽しませてくれます。

「ハッピー・バースデー」(リホ・ウントゥ監督、13分)。ロボットとキリストの対決という珍しいテーマのアニメです。

「夢を見れなかった男」(カシミール・バージェス、ジェームス・アームストロング監督、15分)。身につまされる、悲しい物語です。

「夏と冬の間に」(カヴーリョ・カルロス・ドゥ、オーデ・ダンセット監督、10分13秒)。冬と夏の叙情的なイメージが美しい繊細なアニメになりました。

★フィルムメーカーB

フレデリック・トレンブレイ監督(カナダ)。歪んだ紙の質感を生かしたクレイアニメなのに、とても生々しくショッキングです。「たんすとカラス」(14分)、「プリンセス」(11:18)、「ブランチェ・フライス」(16:45)。どれも、底知れぬ怖さを秘めた、忘れ難いブラックな怪作です。

ユ・ディオル監督(韓国)。「エチュード・ソロ」(28分02秒)。調律師が子供野外コンサートのために調律に行き初恋の人と再会、ピアノを弾きます。「ジャズ・カルテット」(25分)は北朝鮮から韓国に来た4人のジャズバンドの物語。 両作品とも音楽の快楽に満ちています。音楽が主人公。

★国内作品Bプログラム

「ウィリー・ウィンキー」(坂元友介監督、6分40秒)。大好きな坂元監督の妄想手書きアニメを見ることができて、最高に嬉しいです。

「オレンジ」(松井雅也監督、29分57秒)。東日本大震災から一年後の気仙沼が舞台。。仮設住宅に住む孝仁は、フィリピンで暮らす妻と娘からの手紙を受け取ります。オレンジに象徴される人のぬくもりに感動します。

「コーポにちにち草のくらし」(若井麻奈美監督、8分22秒)。東京芸術大学生の作品。コーポにちにち草に住む、くま、どんぐり、エビフライ、老眼鏡の、ほのぼのアニメです。

「GREAT ROMANCE」(川村清人、飯塚貴士監督、7分18秒)人間の女と人形の男との出会いと人生を描いた異色の作品。キワモノにならない表現力は認めます。

「きいろい はらっぱ」(落合陽三監督、5分45秒)。少年の自由気ままな妄想の世界がセンスの良いアニメで表現されています。

「マカロニイースタン」(吉野耕平監督、6分)。歯科医が「人間は一本の管に過ぎない」と気づきます。稲垣足穂の世界が、シャボン玉を楽しむマカロニにつながります。

「ゆびわのひみつ」(谷口雄一郎監督、16分08秒)。マカロニの次は竹輪です。
最後は完全にやられました。お見事。

★I-Bエンターテイメント・ショート

「瞬歩」(スティーブン・ブライアンド監督、4分24秒)。1歩で別の世界に移動する映像のマジック。感嘆しました。

「ボイス・オーバー」(マーティン・ロゼッテ監督、9分40秒)。宇宙飛行士、負傷兵、漁師。極限状況の設定が意外なオチに。

「リスボン・オーケストラ」(ギヨーム・デラピエーレ監督、12分)。リスボン。街の音が共振する映像は珍しくないが、これだけの多彩さは稀です。

「ザ・セフト」(モハマド・ファラハニ監督、5分40秒)。イラン。子供を置き去りにした母親に老婦がした行為は。含蓄ある作品です。

「レターズ・フロム・ピョンヤン」(ジェイソン・リー監督、27分28秒)。
北朝鮮の親戚から手紙が途絶え、失われた家族を求めて北朝鮮に渡航する貴重なドキュメンタリー。

「バーニャ」(オクサナ・アテメンコ監督、10分6秒)。ウクライナの作品。ママを待つ孤児のバーニャが、とても切ないです。

「死の影」(トム・ヴァン・アバルマエト監督、20分)。生と死の間の世界が舞台。丁寧に作り込まれた設定が、美しい映像で表現されます。心に残る傑作です。

★I-Fちょっと大人のショッキング&ファニー

「アジアン・デライト」(クルト・ダヴィドセ監督、11分40秒)。春画など、中国のエロティック・アートを収集してきた男性のドキュメンタリーです。纏足の靴コレクションも見事。

「フォクシーズ」(ローカン・フィネガン監督、15分36秒)。今年珍しいホラーの香りがする作品です。キツネ・ホラー。

「フライトピア」(カニ・アリエリ、ソウル・フリード監督、20分)。CGを使った虫コメディ作品です。最後は少しだけホラー仕立て。虫が嫌いな人は要注意。

「ランド・オブ・マイ・ドリームス」(ヤン・ゴンザレス監督、20分)。再会したビアンカと母親の物語です。正直、最後は理解できませんでした。

「ディックスラップ」(ジャン=バプティスト・サーレル監督、25分30秒)は、正面突破の下ネタ・コメディ作品です。笑うしかありませんね。

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