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2013.09.16

■SAPPOROショートフェスト2013・9月13日

★北海道在住・出身監督作品B
「仏画師」(吉村卓也監督、5分05秒)は、ネパールで修業した仏画師の国井愉希子さんを描いています。貴重なテーマだけに、さらに掘り下げてほしかったです。

「フランケンの娘」(陣内天飛監督、23分21秒)は、オーディションに合格するために醜く整形しようとする少女を描きます。ケレン味たっぷりながら、うまくまとまっていました。

「true flower」(髙橋研太監督、22分15秒)、「下手くそ、はなさない」(山口洋介監督、27分35秒)、「184からの脱却」(笹木恵水監督、10分30秒)は、映像のセンスは感じます。しかし、もう一歩踏み込んでもらえたらと思いました。

★インターナショナル・プログラムI-A女性におすすめ

「パッシオ」(メッテ・ミケルセン、バーグマン・アンドレアス・フェルドフォス監督、3分08秒)。目覚める男の高齢者が観た現実。スタイリッシュな映像。このテーマは、珍しくありませんが、身につまされます。

「ママのために」(アントアネタ・チェトラフィロヴァ監督、12分17秒)。これほど繊細で美しいアニメに出会うことは稀です。アニメの可能性は計り知れません。至福の時間を過ごしました。

「恋の方程式」(ファビオ・アロン監督、20分20秒)。小学3年生の日常と妄想が混在する慌ただしくも可愛い映像世界。こういう表現も容易になりました。

「テンポ・ザ・サード・アクト」(カリム・マリア・アブデル監督、13分38秒)。レバノン発の切なさあふれるミュージカルです。少女ナディアの一途な夢をですが、映像的なからくりは複雑です。

スウェーデンの作品「エスキモー・キッス」(カリン・ブラック監督、13分16秒)。頭に重傷を負った子供の回復を描いた作品。プリズムの光が温かい。2011年のフィルムメーカー・グランプリのダスティン・フェネリの作品「エスキモーキス」を思い出します。

「プレパレーション」(タイロン・ジャンセ・ヴァン・ヴーレン監督、27分57秒)。南アフリカの作品。6週間ホテルにこもり、役づくりをする俳優の姿を描きます。故ヒース・レジャーの実話を元に、制作されました。


★フィルムメーカー部門Cは、ジェームス・カンニガム監督(ニュージーランド)と丹下紘希監督の作品集です。

ジェームス・カンニガム監督(ニュージーランド)。そのアイデアの豊かさと表現の多様さに驚きました。「ポピー」(10分37秒)のシリアスさの後に、「ダス・タブ」(4分05秒)、「ファースト・コンタクト」(5分35秒)、「タイム・フォー・チェンジ」(2分53秒)の下ネタが満載。

「ロッティング・ヒル」(4分16秒)。ゾンビものですが、笑えて、なかなかにぶっ飛んでいます。「最も危険な狩り」(6分52秒)は、3DCGの巧みさに感動。「お払い箱」(5分36)も良い味です。エンドクレジットの種明かしも楽しめます。

丹下紘希監督の作品を楽しめるというのが、何物にも代え難いSAPPOROショートフェスト2013の魅力でしょう。視線の柔らかさと視点の低さが魅力です。

「さくら」(4分31)。青い眼の金さん。「くるみ」(5分41)。Mr.Childrenとともに歴史に刻まれた傑作です。涙なしでは観れません。「箒星」(15分46)は感動の本格ミュージカル。「受け入れて」(7分26)は信じがたいPV。「LIFE」(6分37)は荘厳です。

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