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2013.01.14

■「シェフ! 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ」

ダニエル・コーエン(Daniel Cohen)監督のフランス映画「シェフ! 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ」を観てきました。まず、フランスで活躍しているGERONIMOの製作したオープニング・タイトルにやられました。懐古調でありながら、先端的なCG技術をさりげなく盛り込み、それが映画のテーマに見事に重なっています。

パリの超高級三ツ星フレンチレストランのベテランシェフ・アレクサンドルがスランプに陥り、天才的な料理好きのジャッキー・ボノがピンチを救うというコメディタッチの作品です。ウイットに富んだ会話が楽しめます。

ジャン・レノが三ツ星レストランの頑固者のベテランシェフを演じています。どこかとぼけたところがあるジャン・レノにはお似合いの役。若手シェフ役は、フランスで人気のコメディ俳優のミカエル・ユーン。さすがに笑いのつぼを心得ています。ジャン・レノもたじたじでした。

伝統的な料理と現代的な「分子料理」の対決が登場します。映画の中の「分子料理」は極端に誇張されいかがわしい料理になっていますが、本来は調理を物理的、化学的に分析し技術的、芸術的なアプローチをするという方法で、有名なシェフ達が取り入れています。

斬新な盛りつけの料理を見かけますが、あれも「分子料理」のようです。“厨房のピカソ”ピエール・ガニェール氏は、「分子料理の先駆者」と呼ばれています。
http://premium.gnavi.co.jp/premium/img/cb/a238705/slide_4.jpg
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20100317/1031252/?SS=expand-life&FD=-1054880766
http://opinionatedaboutdining.com/2012/rest_images_2012/668.jpg

この作品は有名レストランの中だけの物語ではありません。ボノを助け、励ますのは元タイル職人など、老人ホームの厨房で働いていた素人シェフたちです。彼らが、普通の食材を使い、伝統的な料理と前衛的な料理を融合させ、審査員をうならせます。

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