« ■「プロメテウス」は、3D映像の素晴らしさに満ちています | トップページ | ■フランス映画「最強のふたり」、笑いと感動の波状攻撃があります »

2012.08.21

■「おおかみこどもの雨と雪」は、評価が分かれる作品でしょう

細田守監督の新作アニメ「おおかみこどもの雨と雪」。初めて自ら脚本も手がけています。2006年の「時をかける少女」、2009年の「サマーウォーズ」と、3年ごとに作品を公開しています。今回も、新しい表現に驚かされました。ただ、ストーリーは物足りなかったです。

一見、ジブリアニメを連想させますが、やはり微妙に違います。実写に近い緻密な自然描写と2次元のアニメ的な線画が出会い、新しい質感の表現が生まれています。躍動感のある映像も、宮崎駿アニメとは違う間合いを持っています。

19歳の大学生・花が、おおかみおとこと恋に落ち、雪と雨というおおかみこどもの姉弟を生み、父親の急死にもめげずに2人を育てていきます。花は、子育てにすべてを捧げていきますが、母性ばかりが強調され、葛藤の表現が少な過ぎます。頼る人が皆無というのもなんか腑に落ちません。

すごく深く感動する人と、私のように違和感を抱いたまま見終わる人に分かれる作品だと思います。アニメの表現は素晴らしいと思います。

|

« ■「プロメテウス」は、3D映像の素晴らしさに満ちています | トップページ | ■フランス映画「最強のふたり」、笑いと感動の波状攻撃があります »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/1152/55478581

この記事へのトラックバック一覧です: ■「おおかみこどもの雨と雪」は、評価が分かれる作品でしょう:

« ■「プロメテウス」は、3D映像の素晴らしさに満ちています | トップページ | ■フランス映画「最強のふたり」、笑いと感動の波状攻撃があります »