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2012.02.11

■「ALWAYS 三丁目の夕日'64」を2Dで

「ALWAYS 三丁目の夕日'64」を2Dで観ました。いかにも3D向きの構図が時折ありましたが、2Dで十分楽しめました。とても良くできた脚本で、非常にバランスの良い展開。泣かせる場面を効果的に散りばめています。ただ、私は1、2作ほどは大泣きしませんでした。

第1作「ALWAYS 三丁目の夕日」が公開された2005年は、まだ市場原理主義がもてはやされていましたが、それを見事に相対化していました。 かといって1958年当時を過度に美化するわけでもなく、負の側面も描いていました。ベテラン俳優たちの熱演のほか、子役たちに泣かされました。

第2作「ALWAYS 続・三丁目の夕日」は、2007年公開。冒頭で突然CGのゴジラが登場し、ゴジラファンの私はそれだけでノックアウトされました。完成後の東京タワー、東京駅、羽田空港、日本橋、DC-6B、特急こだまが、CGで再現されていました。何度か涙が出ました。

第3作「ALWAYS 三丁目の夕日'64」は、東日本大震災後、人と人のつながりが見直すされている現在に、みごとにマッチした時期に公開されました。大泣きすると周りに言われていたので、身構えていたのかもしれませんが、先の読める展開で、大泣きせず、ウルウルするくらいでした。

当時の負の側面が描かれず、前向きな雰囲気、温かな思いやりが強調されていたので、気持ちは良かったものの、少し物足りなさが残りました。2Dでも感動するような当時を再現したCGが観たかったです。そして1、2作で弾けていた子役たちが、活躍しなかったのも、残念でした。

原作コミック「夕焼けの詩」は、一貫したストーリーは無い、時間を自由に行き来する一話完結型の作品です。実写映画化では、一貫したストーリー展開になっています。私は、原作の自在さを生かしたオムニバス形式の映画化を希望します。そして毎年劇場公開してほしいです。

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