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2011.07.24

■シャマラン監督原案の「デビル」は無駄はないが古くさい

「デビル」(2010年)は、M・ナイト・シャマランが書きためたアイデアを若手の監督が映画化する「ザ・ナイト・クロニクルズ」プロジェクトの第1弾です。監督はジョン・エリック・ドゥードル、兄弟のドリュー・ドゥードルが制作総指揮に当たり、脚本はブライアン・ネルソンが担当しています。

シャマラン監督は、ドラゴンボールのノリの「エアベンダー」が酷評され、第31回ゴールデンラズベリー賞で5部門を制覇、最低監督賞、最低脚本賞も受賞しました。「デビル」は、原案・制作だけ。14ページの原案を、起伏のある脚本に仕上げたブライアン・ネルソンが見事です。

上下反転した映像から始まるオープニングは、なかなかインパクトがあります。そして、5人の男女がエレベーターに閉じ込められて起こる惨劇。ドゥードル監督は、キレの良い編集と無駄のない映像で、80分の作品にまとめました。これくらいの長さの方が、緊張が持続します。

凝縮された展開で、観ている分には飽きさせません。ただ、緊密な展開かと言えば、いろいろと疑問が残ります。訳ありの人が犠牲になるのは分かりますが、無関係な人たちも犠牲になります。最後は、古くさい教訓めいたオチ。作品自体を小さくしてしまいました。

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