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2011.03.09

虹色に染まった雲が出現しました

札幌で、2011年3月9日午後3時すぎ、虹色に染まった雲が出現しました。
http://twitpic.com/47pfnn

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2011.03.06

■「英国王のスピーチ」は珠玉の佳品

「英国王のスピーチ」は珠玉の佳品です。演説のうまいヒトラーが率いるドイツとの開戦スピーチに臨む、あがり症と吃音に苦しむジョージ6世の物語。ジョージ6世を支えたのが専門医ではなく第1次世界大戦のショックで言葉を失った多くの人を治療してきた役者志望のオーストラリア人という史実が驚きです。ジョージ6世が吃音を克服するのではなく、言語治療士ライオネル・ローグの協力を得ながら、難局を乗り切っていくという展開も誠実でした。
 なんと言っても、脚本が素晴らしい。驚きの史実を下品なユーモアを交えて軽めに展開し、クライマックスの緊張感あふれる歴史的なスピーチへと盛り上げていきます。アカデミー史上最高齢で脚本賞を受賞したデヴィッド・サイドラーは、73歳です。
 ジョージ6世を演じたコリン・ファースは、まさに俳優としての絶頂期を迎えています。あがり症と吃音に悩む姿を絶妙に演じつつ、汚い言葉を続けざまに吐き、草競馬とかスワニー河のメロディーに乗せて滑らかに発声す切り替えの見事さ。まさに舌を巻きます。
 言語治療士ライオネル・ローグを演じたジェフリー・ラッシュ。彼の俳優としての器用さは折り紙付きですが、ジョージ6世の生い立ちを知り、彼と対等に向き合いながら巧みに助言していく姿は彼にしか演じられないほどてす。
 エリザベスを演じたヘレナ・ボナム=カーターは、いつものアクの強いキャラクターではなく、控えめな演技が印象的。何気ない場面で、さりげなく存在感を発揮します。エドワード8世役のガイ・ピアースが、コリン・ファースと対照的に華やかです。
  クラシック音楽が印象的に絶妙に使われています。まず、モーツアルト「フィガロの結婚」が大音量で登場します。クライマックスのスピーチでは、ベートーヴェンの交響曲第7番第2楽章、スピーチ後にはピアノ協奏曲5番「皇帝」第2楽章が流れます。大好きなクラリネット協奏曲イ長調もエンディングほかで使われています。

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