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2009.08.19

■酒井容疑者逃走、空白の6日間全容判明

 覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕された女優の酒井法子容疑者(38)=本名・高相法子=の6日間、走行距離370キロに及ぶ逃走経路の全容が18日、分かった。酒井容疑者は夫の高相祐一容疑者(41)が同容疑で逮捕された後、山梨・身延町を経て都内の元弁護士男性(75)の弟が所有する東京・東大和市のマンションと、元弁護士の所有する神奈川・箱根町の別荘に潜んでいた。また、逃走を手助けした「社長」と呼ばれる人物も、元弁護士の別の弟であることが明らかになった。
 酒井容疑者が、事実とは異なる供述で、逮捕後も捜査をかく乱していた疑いが濃厚になった。19日発売の「週刊文春」によると、夫の逮捕現場から立ち去った酒井容疑者は3日未明に東京・南青山の自宅に戻った後、逃走の準備をして車で山梨・身延町に向かった。翌日、酒井容疑者の携帯電話の電波が確認される。5日になってこの事実が分かったことから、身延町にいるのではと大騒ぎになった。しかし、酒井容疑者は騒ぎになる前の4日に山梨からとんぼ返りし、東大和市のマンションに身を寄せていた。
 築32年の同マンションは、6日間の逃走劇で大きな役割を果たしたと見られる元弁護士の実弟が所有する部屋。隣室の住民女性は「モデルみたいなキレイな女性が出入りしているのを見たことはあるけど、酒井容疑者がいたのは知らなかった」と驚いた。
 酒井容疑者はこのマンションで2泊。知人に預けられていた長男(10)の無事が確認された6日夜には、元弁護士が所有する箱根町の別荘に移った。ここでも2泊し、8日に再び都内に戻った酒井容疑者は、夜になって文京区の警視庁富坂庁舎に出頭し、逮捕された。
 一連の逃走劇のカギを握ると見られる元弁護士は、酒井容疑者の弁護人を務める榊枝真一弁護士が所属する「みやび法律事務所」(東京・港区)を設立したとされる人物。夫の逮捕現場から酒井容疑者を車に乗せて立ち去った「社長」と呼ばれる人物は、この元弁護士のもう一人の実弟だったことも明らかになった。
 酒井容疑者はこれまで「新宿区や中央区などに宿泊した。山梨にも行った」などと供述。警視庁では裏付け捜査を行ったが、新宿、中央両区で宿泊した事実は出てこなかった。19日に拘置期限を迎えるが、覚せい剤使用の裏付けなど捜査はまだ続いており、最大10日間の拘置延長が認められることになりそうだ。

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