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2009.08.03

■次世代ディスクは記憶容量1テラ以上

 日立製作所、三菱化学などが、高画質DVD規格「ブルーレイディスク(BD)」の25倍以上の記憶容量を持つ次世代光ディスクを開発し、2012年の実用化を目指すことが3日、明らかになった。
 記憶容量は1テラ・バイト(1テラは1000ギガ)を上回る。企業などが大量の情報を集中管理する「クラウド・コンピューティング」を支える技術として期待され、消費電力も抑えることができるという。
 次世代光ディスクは、特殊なレーザー光線で立体画像を記録・再生する「ホログラム技術」を応用する。ディスクの表面だけでなく全体にデータを記録するので容量を大幅に増やすことができる。
 共同開発には、日立と三菱化学の各グループ会社のほか、東京理科大なども加わる。7月末に税制面での優遇が受けられる技術研究組合を共同設立しており、実用化までの約3年間で、計約100億円を投資する。
 産業界では、大規模なシステム更新の手間やコストを減らすため、パソコン内部にソフトを組み込まず、サーバーからインターネット経由で取り込むクラウド・コンピューティングの利用が拡大している。このため、企業はデータセンターのサーバーの容量拡大を迫られている。
 現在のハードディスク(HD)の記憶容量は1台あたり最大2テラ・バイト程度で、BD(最大で50ギガ・バイト)を大きく上回る。頻繁にデータを取り出すのに有利だが、消費電力がかさむ欠点がある。データを取り出す頻度に応じてHDと光ディスクを使い分ければ、消費電力を約4割削減できる試算もある。

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