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2008.06.12

■水野晴郎は、山下奉大に改名していた!

 6月11日、高円寺にある日本映画批評家大賞事務局にて、10日に逝去した水野晴郎監督の愛弟子であり、水野が長年手掛けていた『シベリア超特急』シリーズにも出演している俳優の西田和昭ら関係者が会見を行った。
 軍服姿の水野のイラストが入ったシベリア超特急のTシャツを着た西田らは、悲痛な面持ちで会見に登壇。恩師である水野を悼みながら、約1時間に及び水野の最期を語った。
 水野はシリーズ8作目となる『シベリア超特急』の最終シリーズ監督に向けて意欲を燃やしていたという。しかし、クランクインを予定いしていた昨年の10月から体調を崩し、12月からは入退院を繰り返していた。4月22日に再入院してからも、自ら台本に新たなアイデアを加えたりしていたが、今月の始めに容体は急変。歩くこともままならない日々が続いた。
 そんな中でも、映画への愛はいつまでも水野の心から消えることはなかった。先週5日には、病床で配給会社から送られてきた『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のDVDを楽しんだが、その映画が水野が観た最後の作品となった。
 また、生涯独身だった水野にとって、自らがメガホンをとり、主演し、配給、そして宣伝まで手掛けていた『シベリア超特急』シリーズはまるで子どものようなものだったという。とりわけ、第2次世界大戦当時、陸軍大尉だった山下奉文への思いは強かった。「先生は、僕らが知らないうちに、自分の本名まで変えていたんです。本名の水野和夫から、いつの間にか、山下奉大に変えていて……。保険証を見せてもらったんですが、本当に山下に変っていてびっくりしました」と西田が話すと、集まった報道陣からも驚きの声が上がった。
 28年間、水野を支え続けてきた西田は、「最後の最後まで映画しかない人でした。意識が混濁していた2日前も、映画を撮らなきゃ……と言って、手すりを持ち立ち上がろうとしていた。『お疲れ様でした。ゆっくり眠って』と言ってあげたいです」と声を詰まらせた。
 台本はすでに出来上がっていたという『シベリア超特急』ファイナルは、遺志をついだ西田らがなんらかの形で完成させるという。映画を愛した水野が、自らの最後の作品につけたタイトルは、『シベリア超特急 旅路』。

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やべえ

投稿: ぼくちん | 2008.06.13 07:44

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