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2008.04.29

■長寿になるレタス、奈良先端科技大と京大が開発

 奈良先端科学技術大学院大の横田明穂教授と、京都大ウイルス研究所の淀井淳司教授の研究グループは28日、ストレスやアレルギー、がんから体を守り、長寿に導くたんぱく質「ヒトチオレドキシン1」を多量に含むレタスの開発に成功したと発表した。ヒトチオレドキシン1を植物を使って生産したのは世界初。3年後の実用化を目指しており、薬や健康食品、化粧品などの開発につながる成果として注目される。
 グループは、植物の葉緑体がたんぱく質を多量に蓄積できることに注目。容易に生産できるレタスの葉緑体ゲノムに、ヒトチオレドキシン1の遺伝子を導入する手法で、レタス1株(350グラム)当たり0.7グラムの精製に成功した。
 野菜を使うため安全性が高く、大量生産が可能。この手法だと遺伝子組み換えが葉緑体部分にとどまるため、花粉が飛散しても生態系を乱したり、環境を汚染する心配がないという。今後、企業とも連携し、人体への安全性をさらに確認する。
 ヒトチオレドキシン1は80年代後半、淀井教授らが発見した。抗酸化や抗炎症、抗老化作用を持ち、過剰摂取による中毒もほとんどないため応用が期待されていた。既に大腸菌からの精製が成功して実用化に向け研究が進んでいるが、毒性のあるエンドトキシンを多く含むため精製コストが高く、安全面でも課題が残っていた。

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