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2007.09.29

■手塚治虫「ブラック・ジャック」の未完成原稿コピー発見

 漫画家・手塚治虫(1928〜89年)が、無免許の天才外科医の活躍を描いた漫画「ブラック・ジャック」の未完成原稿コピーが初めて見つかり、兵庫県の宝塚市立手塚治虫記念館で公開が始まった。コピーは、漫画出版社「幻冬舎コミックス」(東京都渋谷区)の伊藤嘉彦社長が、秋田書店(東京都千代田区)の新人編集者として手塚を担当した際、「初仕事の記念に」と保管していた。手塚自筆のアシスタントへの指示なども残っており、同館は「制作過程をうかがえる貴重な資料」としている。公開は10月30日まで。
 同館によると、漫画の制作過程で作家がアシスタントに指示する場合などに、しばしば途中原稿がコピーされる。しかし、作業の混乱を防ぐため用済みのコピーは破棄され、原稿が完成すればコピーは残らないのが普通という。
 見つかったのは「週刊少年チャンピオン」1979年4月30日号(秋田書店刊)に掲載された「虚像」という作品の未完成原稿コピー24枚(A4判)。下書き線のほか、「かなり広角に」などと背景を描くアシスタントへの指示が残る。また、臓器や手術シーンのコマは空白になっており、医師だった手塚がリアルさを重視し、アシスタント任せにしなかったこともうかがえる。伊藤社長は「漫画にかける作家のこだわりを感じてほしい」と話している。

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漫画家 流星光(ながれぼしひかる)のホームページです。 漫画家アシスタントを続けながら自身の作品を執筆する生活送っており、ブログには自身の手がけた漫画作品のことなどが赤裸々に綴られている。 その他、流星光氏の実体験による漫画家アシスタント解説も読み応えありました。 漫画家って変な人が多いらしいです…。 ところで、2006年10月31日の日記にある、原稿料の未払い事件はどうなったんでしょうか? ⇒ 『 [続きを読む]

受信: 2007.10.03 10:50

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