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2006.08.22

■24時間照明、小児脳に影響

 24時間明るい環境に置かれた新生児や乳幼児の脳内に異変が生じ、睡眠と目覚めのリズムが乱れる過程を、東北大病院と米バンダービルト大の共同研究グループがマウス実験で解明し、21日付の米小児科専門誌ペディアトリック・リサーチに発表した。
 通常、昼夜の区別のある環境では、数万個の「視交叉(こうさ)上核」と呼ばれる脳細胞が1日1回、同じタイミングで一斉に活動することにより、「眠気」と「目覚め」の周期をもたらすとされる。
 東北大病院の太田英伸医師(小児科)らは、活動時に脳細胞が発光するよう遺伝子を組み換えたマウスを使って実験。蛍光灯に照らされた飼育箱に生後零日のマウスを入れ、約20日間観察した。
 その結果、昼夜の区別のない環境では、視交叉上核の活動にばらつきが生じ、その影響で睡眠・目覚めのリズムが乱れることを突き止めた。また、成長したマウスを、昼夜を区別した規則正しい環境に戻してやると、1~2日ほどで正常なリズムを取り戻すことも分かった。
 太田医師は「光の環境が発達期の小児に影響を与えていることが脳細胞レベルで明らかになった。特に、(保育器の中など)人工環境で保育される未熟児や新生児の光環境を慎重に見直す必要がある」と話している。

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暗くすると眠くなる。 暗くしないと寝れない。 そういうヒトっていますよね。 でもどうやら、それは遺伝子レベルの問題だったようです。 赤ちゃんマウスを常に明るい部屋で飼育すると、遺伝子発現が混乱を起こし、睡眠リズムが崩れることが判明したそうな。 ずー..... [続きを読む]

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