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2004.10.16

■業田良家「自虐の詩」を読む!

 業田良家の「自虐の詩」文庫版(竹書房)を読んだ。1985年から「週間宝石」に連載されていた4 コマ漫画。かつて全5巻で刊行されたが、文庫版は「幸江とイサム」シリーズの総集編。私は週刊誌に連載していたときから読んでいたが、さまざまなバリエーションのちゃぶ台ひっくり返し、そのお決まりのオチを単純に楽しんでいた。1990年まで連載していたとは知らなかった。
 今回、友人に文庫本を借りて、一気に通読した。かなり売れているらしい。前半は懐かしい場面ばかり。しかし、下巻に移るとがらっと雰囲気が変わり、幸江の衝撃的な過去が明らかになる。乾いたタッチの作風が、あっと驚くような感動のラストへと変ぼうする。まるで計算されていたかのような、見事な展開である。私はしめっぽく、そして説教くさい終わり方が好きではないが、奇跡的な効果を上げた4 コマ漫画の傑作であることは、間違いない。

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コメント

 業田良家さんの「自虐の詩」は、私が、いままで読んだ漫画の中で最も感動した作品です。BS漫画夜話で、それこそ「コイ」人たちが、夏目さんのような、とてもマニアックな見方を披瀝されていました。
 が、私は、この作品に限って、そんなマニアックな解釈、見方などいらないと思う。と思うぐらい、普遍性のある人間ドラマであると思います。

投稿: 北流之介 | 2004.11.03 23:28

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