■人体通信の実用化に成功!
人体通信の時代が始まる!。松下電工は9月13日、人体を通信ケーブル代わりに使う人体通信装置の実用化に成功したと発表した。まず対面販売用計量プリンタへの商品データ入力装置として、計量器メーカーへの販売を始めた。電極に指を触れるだけでデータ通信が可能な手軽さや、信号が外部に漏れないセキュリティ性などをアピールし、各種システムへの導入を進めていく。同社は2001年、人体通信の基本技術を開発。その後改良を進め、通信速度を1.2Kbpsから3.7Kbpsへ向上させるとともに、耐ノイズ性を高めるなどして実用化にこぎ着けた。申請中を含め300件の特許を取得している。新製品は人−機械の通信だが、人−人の通信も可能。オフィスや家庭の入退室管理、電子マネーシステム、病院での患者特定システムやアミューズメント用途など、各種分野への展開を目指す。
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