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2004.05.26

■「ミュータント花子」衝撃・感激!

 危ない現代アーティスト・会田誠の過激な漫画「ミュータント花子」(1999年)を、ついに読むことができた。アート展でさえ封印されただけあって、すさまじい内容。わざとトイレの落書き調に書きなぐった絵柄は、荒唐無稽に突き抜けていくエログロナンセンスSFにふさわしい。
  時代は1945年7月。沖縄に住む美少女花子の姉・月子は米兵にレイプされて手榴弾で自爆。花子も空母エンタープライズに拉致されマッカーサー元帥に凌辱される。突入してきた特攻隊員の南雲純一と出会うが、彼も花子の目の前で犯されてしまう。マッカーサーの魔手から逃れようとする花子は誤ってエノラ・ゲイに乗り込んでしまい、広島に原爆と共に落下される。強力な放射能を浴びて生まれ変わった花子は、犠牲になった人々のため憎しみと共に立ち上がる。
 アメリカは、徹底的に鬼畜の国として描かれている。そして、本にはなんと英訳をつけている。つまり、アメリカ人読者を想定している。この命知らずの挑発こそ会田誠のスタンスだろう。本だけでなく、「ミュータント花子<英語吹替え版>」�(2003年)という映画を監督しているのにも驚かされる。

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