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2004.02.29

■ラズベリー賞は「GIGLI」!

 第24回ゴールデン・ラズベリー賞が決まった。2004年の最低映画賞は、「GIGLI(ジーリ)」。ちなみに、ほかのノミネート作品は「ハットしてキャット」「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」「FROM JUSTIN TO KELLY」「REAL CANCUN」。最低監督賞は、当然マーティン・ブレスト監督(「GIGLI」)。最低主演男優賞はベン・アフレック(「デアデビル」「GIGLI」「ペイチェック 消された記憶」) 。最低主演女優賞はジェニファー・ロペス(「GIGLI」)。すごい「GIGLI」の独占だ。
 最低助演男優賞はシルベスター・スタローン(「スパイキッズ3D」)。ノミネートにはアル・パチーノ(「GIGLI」)も入っていた。すごい。最低助演女優賞はデミ・ムーア(「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」)に決まった。転落のデミ・ムーアである。最低リメイク・続編賞 は「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」。最低脚本賞は「GIGLI」(マーティン・ブレスト脚本)。ここまでくると「GIGLI」を観たくなる。過去のラズベリー賞でも「ショーガール」など、あなどれない曲者もあったので。

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■ブログ利用者が急増中!

 少し古いニュースだが、のちのちの参考のために記録しよう。ネットレイティングスは27日、ことし1月の月間インターネット利用動向調査結果を発表した。ブログ(Blog)サービスサイトに関する調査結果をみると、利用者数(ブログ開設者と読者の合計)が一番多いのは、ブログ老舗の「はてなダイアリー」。202万人が利用している。昨年12月に比べて28%の増加。2位は昨年12月にスタートしたばかりのココログ(cocolog)で59万4千人。1か月で3.2倍に急増した。@Niftyの会員の多さが有利に働いた。
 3位はマイプロフィールの30万3千人(24%増)。4位ブログピープル28万4千人。5位ライブドアブログ20万6千人。ココログほどではないが、サイト利用者数が急速に増加している。ブログという言葉を知らない人が8割を占めているらしいが、日本でも、やっとブログが盛り上がりを見せ始めた。ブログという新しい機能が、インターネットでの新しい表現形態として成長することを期待し、そのささやかな一翼を担いたい。

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■アカデミー賞授賞式目前!

 第76回アメリカ・アカデミー賞の授賞式が目前に迫ってきた。ことしは例年よりも1か月早い開催。それでも、作品賞にノミネートされた「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」(ピーター・ジャクソン監督)、「ロスト・イン・トランスレーション」(ソフィア・コッポラ監督)、「マスター・アンド・コマンダー」(ピーター・ウィアー監督)、「ミスティック・リバー」(クリント・イーストウッド監督)、「シービスケット」(ゲイリー・ロス監督)5作品のうち、4作品が日本で劇場公開されている。私も4作品を観た。
 私は、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」が10年に1度の傑作と思っている。作品の水準だけでなく、制作過程も新しいモデルを切り開いた。作品内容とあいまって、人々に勇気と希望を与えた。「マスター・アンド・コマンダー」はまとまっているが深みに乏しい。「ミスティック・リバー」は監督の視線が気に入らない。「シービスケット」はバランスは良いが、紋切り型で感動が浅い。

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■共感できない「マスター...」!

 「マスター・アンド・コマンダー」は、ナポレオン率いるフランス軍の武装船アケロン号に立ち向かう、イギリス海軍の艦長ジャック・オーブリーと軍医スティーヴン・マチュリンの友情の物語が中心。1805年という時代の雰囲気が伝わってくる。海戦のリアリティはもちろんのこと、衣装のボタンまで細部にわたって当時の様子を忠実に再現している。ガラパゴス諸島ロケも見ごたえがある。ただ、この作品の主人公は、少年たちではない。PRコピーや予告編が、あたかもや少年が主人公のように宣伝しているのは、どういう訳だろう。
 やはりラッセル・クロウの存在感が際立っているが、マチュリン役のポール・ベタニーも対照的な役回りを的確に演じている。そして、クライマックスでは戦争と博物学が見事にクロスする。ただ、イギリス万歳の一方的な描き方はいただけない(ロンドン映画批評家協会賞の作品賞に輝いたのは、そのためか)。イギリスの階級意識にたいする無批判性も気に入らない。階級で任務にもすごい差別があったのだから、ちゃんと描いてほしかった。来日したピーター・ウィアー監督は「乗組員や少年たちに感情移入して好きになってもらいたい」と話していたが、無理と言うものだ。

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2004.02.28

■ビンラディン氏拘束か!?

 イラン国営通信は28日、「アル・カーイダ」の指導者ウサマ・ビンラディン氏がパキスタンで拘束されたと伝えた。イラン国営放送パシュトゥン語放送が流した内容として報道した。AP通信は、パキスタン軍スポークスマンがビンラディン氏の拘束を全面否定したと伝えている。
 米国防総省は28日、アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン氏が身柄拘束されたとの国営イラン通信の報道を正式に否定した。
 これで、イラン国営通信の誤報であったことが、ほぼ決まり。

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■数千人がアクセス可能!

 ソフトバンクのその後の対応を見ると、一人500円は「ヤフーBB」解約引き止め策のようだ。そして、さらに驚くべきことが判明した。「ヤフーBB」の契約者情報データベースにアクセスできるのは135人と伝えられていた。しかし、実は数千人に上る「サポートセンター」でも契約者情報を閲覧できた。サポート要員には、データベースにアクセスする権限はないはずだが、申込日などを入力すれば、合致する人すべての情報が画面に表示され、かつ保存することができた。つまり大量の契約者情報を簡単に入手可能だったのだ。
 ソフトバンクのセキュリティ対策のお粗末さは、企業体質と言っても言い過ぎではない。今回の事件も過去の数々の不祥事の延長線上にある。ただし、その責任は比較できないほど大きい。ちまたで「ahoo!BB」「ソ不当バンク」などと批判されているが、大批判されるだけの大不祥事なのだ。

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■カッシーニの土星映像!

 久々の土星映像。NASAのジェット推進研究所(JPL)は27日、土星に接近中の探査機カッシーニが今月9日に撮影した土星のカラー写真を公表した。関係者は「これまでで最も鮮明な画像」と説明している。撮影した時点のカッシーニと土星との距離は6940万キロで、地球と太陽の距離の半分に満たない近さまで接近している。今後、さらに土星に近づき、多くの画像を地球に送り続ける予定だ。
 鮮明な土星の写真といえば、1979年のパイオニア11号の映像を思い出す。そして、詳細なデータを送って来たボイジャー1号、ボイジャー2号。ボイジャー1号は1980年11月13日に土星のそばを通過、ボイジャー 2号は1981年8月26日に土星に最接近。土星の環が1000本を超える細い帯状の環からできていることが判明した。ボイジャー2号は、木星と土星に続いて天王星や海王星の写真も送ってきた。どうして惑星の写真を見ると、こんなにわくわくするのだろう。

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2004.02.27

■賠償500円は安すぎる!

 ソフトバンクは、452万人の情報流出を確認し、1人500円の賠償を行うと発表した。恐喝未遂容疑で逮捕された容疑者が持っていたのは517万人分の顧客情報。ソフトバンクが照合調査した結果、9割弱が自社情報と一致。一致した452万人は加入者数241万件、無料キャンペーン者147万人、解約者63万人、加入手続き中の9834人。
 流出したデータは(1)住所(2)氏名(3)電話番号(4)申し込み時のメールアドレス(5)ヤフーのメールアドレスとID(6)申し込み日。クレジットカードなどの信用情報は含まれていなかったが、電話番号とメールアドレスの流出のリスクは大きい。とても、一人500円のレベルではない。あまりにも安すぎる。

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■27日午後11時三角山放送!

 私がパーソナリティーを務める、27日午後11時からの札幌の地域FM三角山放送局の「トウキョウトラッシュ」1時間は、ゆうばり国際映画祭特集をお届けする。招待作品8作品とヤング・ファンタスティック・コンペティション部門1作品の合計9作品を観た。その映画評とともに、哀川翔、浅野忠信、三池崇史、ソニン、松坂慶子らのゲスト・トークも放送する予定。
 ことしの夕張は、さまざまな表情をしていた。天候も、晴れたり雪になったり、霧が立ち込めたり、雪が雨に変わったり。そして、参加した人々も複雑な気持ちを胸に、映画を楽しんだ。そんな雰囲気についても伝えたいと思う。三角山放送局のホームページで、ライブ放送を聞くことができる。

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2004.02.26

■運転中のまばたき監視!

 車の運転ネタ、第2弾。産業技術総合研究所、名城大などが共同開発した「車間距離が近いと警報を出す自動車事故防止システム」が26日、つくば市で公開した。他の車のコンピューターとの無線通信で、出合い頭の衝突も防げる。まばたきで運転手の注意力や居眠りを監視して警告する。運転手の注意力が低ければ画面表示や音を使った警告を大きく、注意力が高ければ、警告を小さくする。
 車間距離の計測器など危険を感知するセンサーと、まばたき監視を組み合わせたのが特徴。監視用のカメラをバックミラーに内蔵し、運転手の顔を撮影。まぶたの動きを解析して、意識低下を示す長いまばたきを検出する。路面がぬれているかどうかを調べるカメラなども搭載。他の車のコンピューターとの無線通信で、出合い頭の衝突事故も防止できる。

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■104歳で車の運転現役!

 警察庁が26日に発表した「運転免許保有者のうち、65歳以上は16−24歳を初めて上回った」というニュースにも驚いたが、運転免許保有者の最高齢は104歳で「現在も車を運転している」という記事の方に、より驚いた。どういう状況なのだろうか。年齢よりも若いといっても、なにせ104歳である。宮崎県にいるその男性に、是非インタビューしてもらいたいものだ。
 警察庁によると、昨年末現在での運転免許保有者の総数は、前年比1.2%増の約7746万7700人だった。65歳以上は約879万1000人に上る。全体の11.3%を占める。16−24歳は約798万5000人。2003年で新たに免許を交付したのは、2.2%減の約152万3700件。

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■7時間睡眠が1番長生き!

 8年前までは、「生きているうちに、たくさん眠っておこう」という信条で、「1日8時間睡眠」を楽しんでいた。インターネットを始めたばかりに、睡眠時間は「1日6時間」になってしまった。名古屋大学の玉腰暁子助教授らは、日本人10万人を対象にした10年間の大規模追跡調査で、1日平均7時間寝る人が一番長生きするという結果を明らかにした。わたしの場合は、理想的な睡眠時間をすっ飛ばしたわけだ。
 40歳―79歳の男女約10万人を対象に、睡眠時間、飲酒、喫煙、運動、ストレスなどを記入してもらい、10年間追跡した。睡眠時間は、男性8時間、女性7時間が最も多かった。平均は男性7・5時間、女性7・1時間。睡眠時間が4時間以下の人も結構いたらしいが、短命だった。10時間以上の人も7時間の人より、もっと短命だった。寝過ぎると、死に近づくということか。「8時間睡眠神話」も崩れた。

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■「パッション」批判の嵐!

 イエス・キリスト最後の12時間を描いた作品「パッション」(メル・ギブソン監督)が、全米2800の映画館で封切りになったが、過剰な暴力を指摘する批判が続出、反ユダヤ主義と指摘する批評も出ている。映画を見た女性が心臓まひを起こし死亡したほか、「残酷」「史実と違う」と公開に合わせて抗議運動も起きている。メル・ギブソンが、カトリック信者であることも問題を複雑にしている。
 デーリー・ニュースの評論家は「第2次大戦中にドイツで上映されたプロパガンダ映画以来、最もひどい反ユダヤ的作品だ。胸が悪くなる」と激しく批判した。イエス・キリストの最後を取り上げた映画は、何かしら批判を受けてきた。ギブソンは「残酷な暴力描写は、キリストの犠牲の大きさを感じてもらうため。自分は反ユダヤ主義ではない」と反論している。

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■懲りないマイクロソフト!

 マイクロソフトは、懲りない。公正取引委員会は26日、独禁法違反(私的独占の禁止)の疑いで、マイクロソフト社の日本法人に対する立ち入り検査に着手した。 日本のパソコンメーカーにソフトを使用させる契約を結ぶ際、メーカー側の競争を妨害するような条項を盛り込んでいた疑い。
 公取委は、1998年にも同日本法人が家電メーカーに対して、自社のアプリケーション・ソフト抱き合わせによる販売を強制したとして、独禁法違反(不公正な取引方法)で排除勧告している。

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■フライドチキンのDVD!

 朝、新聞の折り込みに、ケンタッキーフライドチキンのチラシが入ってきた。「このごろ、食べていないなあ。あのスパイスが、きつすぎてなあ」などと、寝ぼけた目で読んでいると、「プロモーションDVD付 イノセンスパック新登場!」の見出しが!。思いもかけない組み合わせに、眠気が吹き飛んだ。
 ツイスター2とフライドポテトLを買うと、「イノセンス」のプロモーション映像や「ハウルの動く城」特報などの映像が収録されたDVDが付いてくるらしい。押井守監督の新作アニメ「イノセンス」プロモーションビデオの素晴らしさについては、以前プログに書いたが、ケンタッキーフライドチキンに付いてくるとは!

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2004.02.25

■「ウルトラQ」が復活!

 奇妙な味わいが忘れられない先駆的なホラー「ウルトラQ」の新シリーズが、38年ぶりにテレビに復活する。テレビ東京系で4月6日からスタート。週1回ペースで約半年、全26話を放送する。制作は「円谷プロダクション」が担当。元祖「ウルトラQ」を手掛けた特撮の巨匠たちが結集し撮影を始めている。
 現代のさまざまな問題を怪獣たちとからめてドラマ化するスタイル。ガラモン、カネゴン、ケムール人などの人気怪獣が登場するほか、新怪獣も。ナレーションは佐野史郎。人間側の主人公は袴田吉彦、遠藤久美子、草刈正雄。毎回ゲスト俳優が出演するが、宝生舞、野村宏伸、さとう珠緒らが決定している。

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■ブログ投稿数55位!

 「ココナンバン」は、1月5日以降の「ココログ」各会員の投稿数のランキングを表示している。私の投稿数は134で、55位。全体では7000人を超えているが、2000人以上が1回きりの投稿。いわば、ひやかしに近い。2回以上投稿しているのは5200人あまり。
 なお、「ココログ」全体の投稿数は、23万を超している。「ココログ」は、昨年12月に始まって、まだ3か月もたっていないのに、すごい数だ。まだまだ会員は増えるので、1年間で100万投稿を超えることになりそう。

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2004.02.24

■直前緊急地震速報を試行!

 「やっとかい」と思いながら、直前緊急地震速報のニュースを読んでいた。以前から実行できた措置だからだ。もしかしたら、東海地震などが差し迫っているのかもしれない。起きている時間なら、かなりの役に立ちそうだ。
 気象庁は25日から、震源に近い観測点に到達した最初の小さな揺れをもとに、大きな揺れの到達する前に予測震度などの情報を出す「緊急地震速報」の試験運用を開始する。小さな揺れの地震波よりも大きな揺れの地震波が、やや遅いことを利用した方法。大きな揺れが来る前といっても10-40秒程度という直前。それでも走行中の電車の減速やエレベーターの制御、個人の避難路確保、危険回避などの可能性はある。今後1年間、鉄道総合技術研究所や小田急電鉄、静岡県、NTTドコモなどに情報を提供し活用方法を探る。

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■夕張らしくない表彰式

 ことしのゆうばり国際映画祭は、楽しい内容だったが、2つ残念な点があった。映画を愛する一般の観客と映画関係者が一堂に会して立食する「さよならパーティ」がなかったことと、表彰式が機能的すぎたことだ。「さよならパーティ」の温かく和やかな雰囲気は、夕張映画祭の貴重な財産だと思う。感激した監督や俳優の数々の思い出に残るスピーチを聞くことができた。それは、けっして社交辞令ではなかった。
 例年午後9時前後に終わっていた表彰式・閉会式が、ことしは午後5時45分に終わった。開始が2時間早くなったものの、1時間30分から2時間の式が45分で終了した。これまでは、国際映画祭ということで、通訳に時間がかかった。しかし、苦痛ではなかった。国際映画祭らしかった。今回は、スピーチ内容が大画面に英語と日本語で同時通訳で表示されるシステムが登場。通訳の時間はゼロになった。確かに便利だ。しかし遠くの人は読めない。受賞者のスピーチくらいは、通訳で聞きたかったと思う。

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■図式的な「ブラザー・ベア」

 ゆうばり国際映画祭のクロージング上映は、「ブラザー・ベア」(アーロン・ブレイズ、ボブ・ウォーカー監督)。ウォルト・ディズニー・ピクチャーズのアニメ作品。人間が自然の中で動物の精霊たちに守られて暮らしていた時代が舞台。兄弟愛、人間と動物の霊的な交流を描いている。
 テーマ自体は悪くはない。しかし紋切り型の展開、図式的な表現で、想像力を遊ばせる飛躍がない。オーロラが人間と動物の霊の集合体というアイデアも生かし切れていない。オーロラの美しさに頼りすぎている。肝心のキャラクターの魅力が乏しく、命が吹き込まれていない。無難なテーマで無難につくっただけ、楽しめない。

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■最大規模の個人情報流出!

 ヤフーBBの信頼は、地に落ちた。インターネット接続サービス「ヤフーBB」の加入者情報470万人分が流出していることが明らかになった。中途解約した顧客の情報なども含まれているとみられるが、警視庁は大半が実際の加入者の氏名、住所、電話番号、申込日、電子メールアドレスであることを確認している。最大規模の個人情報流出に発展することは間違いないだろう。
 今回は、データの入ったDVDを使った恐喝という分かりやすい犯罪だったので、流出規模が判明した。いずれにしてもセキュリティ対策のお粗末さは否定しようがない。「ヤフーBBスタジアム」が泣いている。
 

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■「デリバリー・ヘルス」!

 夕張国際映画祭のヤング・ファンタスティック・コンペティション部門入選作。現代日本を浮かび上がらせる妄想系の作品。家永浩輔監督は、1990年の第1回ゆうばり国際映画祭オフシアター部門に出品した『GIG』で特別賞を受賞している。トークでは、もの静かな印象を受けたが、頭の中には妄想、ギャグが詰まっていそうだった。この作品もアイデアを詰め込みすぎたきらいがある。
 ひねった下ネタが面白い。特に冒頭の下品きわまりない「飛び込み自殺」防止装置で、一気に独自の世界に引き込む。ニックスミスのタイトルビデオグラフィックがスタイリッシュで、冒頭シーンとミスマッチ。ここだけでなく、作品全体がぎくしゃくしている。これを、どう評価するかだろう。ラストは、もっと小気味よく終わってほしかった。

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■浅野忠信がゲスト出演

 「地球で最後のふたり」は、とてもスタイリッシュな映画だ。タイ映画界の新生・ペンエーグ・ラッタナルアーン監督個性的なカメラマン・クリストファー・ドイル、そして俳優・浅野忠信が結集した。新しいアジア映画といえるだろう。夕張国際映画祭にゲスト出演した浅野忠信は、激しく個性がぶつかったことを明らかにした。
 浅野忠信は、タイの日本文化センターで働く潔癖性で自殺願望を持つケンジ役。奔放なタイの女性との交流を描く。正反対の個性が引き合う不思議。こういう刺激的な作品にも、浅野忠信はピッタリはまっている。三池崇史監督が、やくざ役で出演。独特の雰囲気を漂わせる。

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2004.02.23

■映画関係の食玩に弱い!

 私は、映画関係の食玩に弱い。エイリアンシリーズには、メロメロになった。今度も、ヘロヘロになりそう。なんと、今度は黒沢明監督の映画や撮影現場を再現した食品玩具。7月下旬に、黒沢監督が好きだったプロポリス入り黒あめに、黒沢組の現場を再現したフィギュアが入った商品(税抜き350円)が、全部で8種ほど発売される予定。
 今回フィギュアになるのは、「用心棒」の桑畑三十郎(三船敏郎)や卯之助(仲代達矢)、黒沢監督自身、黒沢組スタッフなど。塩化ビニール製で、海洋堂がプロデュースする。現場の様子や名ゼリフ、時代を描いた「黒沢明シネマジャーナル」も同封する。食玩は、ついに撮影現場のフィギュア化にまで押し寄せてきた。

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■夕張は笑いに満ちていた!

 第15回ゆうばり国際映画祭は、映画祭の生みの親であり育ての親でもあった中田鉄治前夕張市長が亡くなって初めての悲しみの催しであるとともに、一方ではWAHAHA本舗結成20周年特別企画など、例年以上に笑いに満ちていた。映画を愛し、ちゃめっ気を忘れなかった中田さんらしい楽しい雰囲気にあふれていた。小松沢陽一チーフプロデューサーは「中田さんは天国でニコニコしていると思う」と話していた。
 そして多くのゲストが応援に駆け付けた。ベテラン松坂慶子、宮本信子のほか、審査委員長の哀川翔、「キューティーハニー」の庵野秀明、佐藤江梨子、「地球で最後のふたり」の浅野忠信、「あゝ!一軒家プロレス」のソニン、「キル・ビル」スペシャルナイトの栗山千明。そして、とんでもない数の人が集まるのではないかと危惧された「モーニング娘。」の亀井絵里、道重さゆみ、田中れいなの3人の登場。結局はトークは和やかに行われ、混乱するのではという心配は杞憂に終わった。
 素朴さと華やかさが共存した、ことしの映画祭も、23日で無事終了した。

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■超電導物質特性を再発見!

 ひさしぶりの超電導物質ニュースではないかと思う。今回のポイントは、一部で強調されて伝えられているように、製造法によって転移温度が7度も高くなるという点ではない。たしかに秋光純青山学院大教授らの研究チームは、イットリウムと炭素の化合物であるY2C3が、1969年に米ロスアラモス国立研究所のチームによつてセ氏零下約262度で超電導が起きると報告されていたが、製造法を変えることで零下255度で超電導になることを発見したと発表している。2万気圧で合成すると262度、5万気圧前後で合成すると零下255度と、7度も変化する。
 しかし、物質・材料研究機構の中根茂行研究員らがこの物質を調べたところ、極めて強い磁場をかけない限り超電導状態が壊れないという発見こそ、超伝導の実用化にとって重要なポイントだ。超伝導は、ある温度以下で電気抵抗が完全になくなる現象で、これを利用して電力資源を無駄なく送ったり、貯蔵することもできる。超電導状態を壊す磁場に対する抵抗力が強いというY2C3の特性は、実用化への期待を大きくさせる。

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■水谷妃里の走り高跳び!

 「チルソクの夏」(佐々部清監督)は、日韓スポーツ交流をテーマにした青春映画。映像が、みずみずしさをたたえている。印象的で美しいシーンがたくさんある。日本と韓国の重い歴史をはらみながらも、さわやかさが残る秀作だ。
 スポーツでむすびついている水谷妃里、上野樹里、桂亜沙美、三村恭代の4人が、とても初々しい。監督が歌謡曲ファンなので、1977年のヒット曲がたくさん登場する。4人が「横須賀ストーリー」「カルメン’77」「なごり雪」を合唱する場面が心に残る。特に「なごり雪」は、とても重要な役割を担っている。 実際に走り高跳びをやっていた水谷妃里の伸びやかな笑顔が、映画を輝かせている。

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■あゝ!一軒家プロレス!

 夕張映画祭招待作品「あゝ! 一軒家プロレス」(久保直樹監督)は、アダルトビデオ業界の最大手製作会社ソフト・オン・デマンド提供。原案・総合演出はテリー伊藤。企画・製作は高橋がなり。そうとうな問題作になるとは思っていたが、ここまでやってくれるとは思わなかった。お金をかけて、楽しませることに徹しきったとんでもないハイテンション映画だ。
 最初の新築披露パーティでレスラーたちのけんかが始まり、家がめちゃくちゃになる。何者かが仕掛けた爆弾によって、文字通りバラバラになる。最初にクライマックス級の見せ場を持ってくる大胆さ。しかし、この映画は、さらにすごいステージへと駆け上っていく。悪徳TVディレクターの佐野史郎の演技は度を超している。素晴らしい。ソニンのアクションシーンは、予想を上回る迫力。やるなあ。血みどろの乱闘の末、カラッと明るく終わるセンスも良い

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■セラピー・ドッグ映画!

 夕張映画祭招待作品「犬と歩けば チロリとタムラ」(篠崎誠監督)。「犬も歩けば」ではなく「犬と歩けば」である。病人や高齢者、障害者をいやすセラピー・ドッグをテーマにしている。登場する犬も人も、大半は実際のセラピー・ドッグ、セラピストが参加している。地味ながらリアリティーがある。
 機をてらったところがない編集、映像。このごろは、テンポの速い作品が多いが、この作品は青年の迷いや犬との関係の変化を、じっくりと描いていく。それが、後半の展開を自然なものにしている。やがて気持ちの良いさわやかな風がふき始める。そしてラストを、見事に決めた。

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■「マッハ!」恐るべし!

 夕張映画祭招待作品「マッハ!」は、エムタイ100%のアクション映画。「CG処理なし」「ワイヤーなし」「スタントマンなし」「早回しなし」で、生身の人間が肉体だけを駆使している。撮影では、おそらくけが人続出だっただろうが、最高の娯楽策である。
 プラッチャヤー・ピンゲーオ監督は、ミュージック・ビデオ出身だけに、編集に切れがある。飽きさせない配慮も効いている。主人公役のトニー・ジャーは、この1作で映画史に名前が刻まれた。とにかく「すごい」「すごい」と驚いているうちに、映画が終わってしまった。タイ映画、恐るべし!

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2004.02.22

■夕張映画祭が無事閉会式!

 ゆうばり国際映画祭が22日、無事に閉会式を迎えた。ことしのヤング・ファンタスティック・コンペティション部門グランプリは、キム・ジフン監督の「Mokpo, Gangster's Paradise」が受賞した。コミカルな韓国映画。永井豪審査委員長は「視点の面白さ、新しさを評価したい。ほぼ一致だった」と説明した。審査員特別賞はグレッグ・パク監督「ロボットストーリーズ」、南俊子賞にはスー・ジャオビン監督の「愛情霊薬B.T.S.」が選ばれた。
 ファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門のグランプリは、真利子哲也監督「極東のマンション」。審査員特別賞は、木村卓史監督の「打つ娘サユリ」。審査委員長を務めた哀川翔は、サービス満点に講評し、最後には哀川賞として本間由人監督「ヤンキーエレジー」を選び「ゼブラーマン」のチケットを渡していた。
 観客が選ぶ「ゆうばりファンタランド大賞」は、人物部門賞が松坂慶子、イベント部門賞は長山洋子、哀川翔ファミリー、そしてワハハ本舗に贈られた。

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■「スパニッシュ・AP」!

 夕張映画祭招待作品「スパニッシュ・アパートメント」は、「猫が行方不明」」「パリの確率」のセドリック・クラピッシュ監督最新作。パリからバルセロナに留学した25歳の大学生グザヴィエが、さまざまな国の出身者と一つアパートで暮らす中で成長していく姿を描いた青春映画。複数のアイデンティティの、つまりは多様性を楽しむ物語だ。グザヴィエの恋人役に「アメリ」のオドレイ・トトゥが出演している。
 オープニングタイトルからなかなかユニーク。映画のテーマとマッチしている。最初はせわしない映像が気になったものの、小気味良いリズムに乗せられた。私の敬愛するガウディのグエル公園やサグラダ・ファミリア大聖堂が登場する。そして初代iMACも。さまざまな個性が小さな衝突を繰り返しながら刺激しあい、共存する。気に触るイギリス人の弟が、じつはイイ奴だったりする。後半の鉢合わせエピソードも面白く、皆で手を叩いて笑い転げる楽しさを味わった。
 主人公は、EUの官僚の職をけって、ライターになる。自分の中のさまざまな個性に気づき「ヨーロッパのように混乱している」と楽し気に話す。画一化ではなく、「1000のヨーロッパ」を大切にしようという監督の熱いメッセージを感じた。

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2004.02.21

■礼儀正しいモー娘ファン!

 ゆうばり国際映画祭での「モーニング娘。」のファンは、とても礼儀正しかった。
 「モーニング娘。」のトークショーの前に、再三にわたってカメラ、ビデオ、携帯電話での撮影、録音を禁止するアナウンスが流れ、守らなければ即刻トークショーを中止するという厳しい警告が繰り返された。「モーニング娘。」が登場する直前には、プロデューサー自らが理解を求める場面もあった。
 私は、アイドルの出演する映画の試写会、上映会で、ファンのマナーの悪さに閉口した経験をたくさん持っている。映画のシーンにアイドルが登場するたびにフラッシュの嵐になるという異常な光景も一度や二度ではない。しかし、夕張映画祭の「モーニング娘。」のファンは、最後まで約束を守った。亀井絵里、道重さゆみ、田中れいなの3人は、さわやかな笑顔を残して舞台を後にした。

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■モーニング娘、頑張る!

 「星砂の島、私の島」は、喜多一郎監督の初作品。原作と脚本も手掛けている。沖縄・竹富島の美しい自然とゆったりと流れる時間と、素朴な島民たちと接することで、生き甲斐を見い出していく主人公。全編に愛情があふれている。しょうもないギャグや星砂をイメージした安っぽいCGさえなければ、もっと良かった。
 映画初主演の大多月乃(おおた・つきの)は、その端正な容姿と現代的な解放さが、とても魅力的。高校時代に器械体操をやっていただけに、体操の先生役はバッチリ。そして、次第に自分の生きる道を見つけていく姿が、説得力を持って伝わってくる。もしかして代表作になるかもしれない。
 「モーニング娘。」の3人。亀井絵里、道重さゆみ、田中れいなも、ちょい役ではない。それぞれが、とても重要な役を演じている。初めてにしては、ぎこちなさがなく、練習ぶりがうかがえる。撮影の合間には、踊りの練習もしていたというから、努力家なのだろう。トークも、好感が持てる3人でした。

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2004.02.20

■夕張に本当にモー娘来た!

 20日、ゆうばり国際映画祭に、本当に「モーニング娘。」の3人がやって来た!!
 ゆうばり文化スポーツセンター前には、長い列ができていた。朝9時から並んだ人もいたらしい。それでも、満員になるほどではない。午後4時30分上映開始の予定だったが、変更前の市民会館に集まった観客を待つために、4時50分の上映開始に変更。「モーニング娘。」が無事に飛行機に乗り、千歳空港に向っているという報告があり、歓声が上がる。
 映画「星砂の島、私の島」の報告は、後ほど行うとして、上映後は星砂を25袋用意してじゃんけんゲームでプレゼント。いよいよ、「モーニング娘。」の亀井絵里、道重さゆみ、田中れいなの3人が登場した。3人とも、映画は初めて。「映画って、もっと簡単に撮っているものだと思っていました」と言ったり、ロケの感想を「カキ氷が美味しかった」と話したり、一緒に撮影現場にいたにもかかわらず主人公役の大多月乃に「本当に体操していたんですか」と質問したり。ぼけた会話も、なかなか楽しかった。

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2004.02.19

■モー娘は夕張に来るか?!

 夕張国際映画祭が始まった。2月20日午後4時30分上映開始の「星砂の島、私の島」に「モーニング娘。」がゲスト出演するということで、大騒ぎになっている。昨年は、ハイドとガクトが初出演した「Moon Child」の初上映ということで、追っ掛けがすごかった。正午上映開始なのに午前7時から会場前で並んだ人がいたらしい。本人たちがゲストで来なくても、あの騒ぎ。ことしは本人がゲストで来るのだから、どうなることやら。
 会場のゆうばり文化スポーツセンターでは、1000席は確保できる。これで、収容しきれるかどうかがポイントだ。映画祭の公式ホームページのBBSでも、「この日の来場者数はえらいことになる」「東京からもたくさん来るといううわさですよ」「正直、とんでもない数の人が来場すると思いますよ」と、席が確保できるか心配する書き込みが相次いでいる。関係者は「現状の事務局への問い合わせは過去に評判になった作品よりは少ないようです」と楽観している様子。案外、「スケジュール調整ができなくて舞台挨拶は中止」だったりして。

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■夕張ヤング・ファンタ!

 ゆうばり映画祭のハイライトのひとつは、ヤング・ファンタスティック・グランプリ部門。新しい才能を発掘する注目すべきイベントで、毎年の審査委員も楽しみのひとつだ。今回のエントリーは、「愛情霊薬B.T.S.」「ロボットストーリーズ」「アメリカン・スプレンダー」「Mokpo, Gangster's Paradise」「デリバリー・ヘルス」の5作品。
 ことしは漫画家の永井豪が審査委員長。韓国のキム・ジウン監督、三池崇史監督、女優の松坂慶子、そしてアヴォリアッツ映画祭、ジェラルメ映画祭、ドーヴィル・アメリカン映画祭、コニャックスリラー映画祭を立ち上げ、2003年からはドーヴィル・アジア映画祭の代表を務めるリオネル・シュシャンと有名人がそろった。
 松坂慶子は、21日には「松坂慶子in ゆうばり」と題してトークショーと「蒲田行進曲」(1982年)の上映が行われる。キム・ジウン監督の「ア・テール・オブ・トゥー・シスターズ」は、招待作品として20日に上映される。三池崇史監督の作品は、閉会式後の後夜祭「極道恐怖大劇場」で上映される。

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■「バカの壁」新記録達成!

 「バカの壁」(養老孟司著、新潮新書)が19日、新書の新記録を達成した。発行部数311万部。これまでの最多記録だった塩月弥栄子さんの「冠婚葬祭入門」(光文社、1970年刊)の308万部を34年ぶりに抜いた。4月には続編が予定されているらしい。
 そういえば、養老 孟司と日下 公人による「『バカの壁』をぶち壊せ!」という政府の経済統計、マスコミの情報、学者の学説を批判する本も出ていた。「人間に優しい共同体のルールが復活する―日本人の意識の根底には共同体のルールが存在している」「日本共同体が二一世紀の世界を救う―強欲を忘れて、都会と田舎で「参勤交代」を始めよう」など、魅力的な見出しが載っている。

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■アップルの負債ゼロに!

 今のアップルからは想像もつかないだろうが、過去には極端に経営が悪化し、身売りや倒産が真剣にささやかれていた。それを救ったのが、おにぎり型の斬新な初代iMACであった。そしてiBookが続き、今はiPodが業績好評をけん引している。時代の1歩先を行く技術とデザインセンスが高い評価を得ている。
 アップルを立ち直らせたのはスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)である。そのジョブズは18日、全社員に電子メールを送った。「今日は記念すべき日だ」。それは、過去10年間で初めて負債がゼロになったことを明らかにする内容だった。最後の3億ドルの負債を18日に支払い終えた。
 未来に向けたアップルの果敢な挑戦に期待しよう。パソコンが色を変えてメッセージを送る「カメレオンMAC」は、いつ登場するのだろう。

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■夕張にモーニング娘。!

 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2004の二日目20日に上映する「星砂の島、私の島」(114分)のゲストとして、「モーニング娘。」の亀井絵里、道重さゆみ、田中れいなの3人が出演し、トークする予定だ。このほか、喜多一郎監督、大多月乃、津田寛治も登場する。主催者側は、多くの観客が集まることが予想されるため、上映会場を急きょ夕張市民会館(約580席)からゆうばり文化スポーツセンター(約1000席)に変更した。
 「星砂の島、私の島」は、体操競技でオリンピックを目指しながら夢がやぶれ、沖縄の小さな島に臨時体育教師として赴任する主人公が、美しい自然や心暖かい島の人々に触れで明るさを取り戻すストーリー。「竹富島少年少女体操クラブ」を発足し、生徒たちを指導することで、体操と再び向き合い、新たな生き甲斐を見出していく。喜多一郎監督は、この作品で映画監督デビューを果した。

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2004.02.18

■イライジャ・ウッド成長!

 「ロード・オブ・ザ・リング・旅の仲間」で最初に登場するフロド役のイライジャ・ウッドは、無邪気で可愛い。滅びの山にリングを捨てに行くという運命を背負いながら、少しずつ変わっていく。それでも「旅の仲間」のイライジャ・ウッドの演技は、どこかたどたどしかった。しかし「二つの塔」では、素晴らしい熱演を見せる。指輪の邪悪な力に影響されながら、必死で踏み止まろうとする姿は感動的だ。18歳だった彼は、長い撮影期間の間に俳優としても人間としても成長したのだと思う。
 「王の帰還」では邪悪なリングの影響でサムさえも疑い、ぼろぼろになりながら滅びの山に向う。まさに鬼気迫る迫力。76回アメリカ・アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされなかったのが不思議なくらいだ。もっとも「王の帰還」では皆が主演なのだけれど。
 来日してインタビューに答えるイライジャ・ウッドの聡明さにも、感心した。実に客観的に自分や作品を把握している。その彼が、こう話している。「私は、この作品よりも良い作品を探そうとは全く考えていない。『ロード・オブ・ザ・リング』を上回る経験には絶対に一生出会うことはないと思う」

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■イアン・マッケランの計算!

 「ロード・オブ・ザ・リング・旅の仲間」のガンダルフは、穏やかな賢者として登場する。しかし、悪鬼バルログとの闘いで奈落の底に落ちていく。しかし「二つの塔」の冒頭で、奈落に落ちていきながらバルログと壮絶な闘いを続ける姿を見せる。そしてサルマンと闘った後、白の魔法使いとして復活する。その姿は神々しいばかりだった。
 しかし、「王の帰還」になると、その魅力がやや薄れる。周りの人物が輝きを増すので、相対的に目立たなくなったともいえる。危機の中でピピンに「死は最後ではない」と静かに説くシーンはあるものの、圧倒的に不利な状況を打開しようと焦り、いらだつ場面が多いように感じた。少しばかり短気になっていた。誰にでも欠点はある。完璧な人物などいない。ベテラン俳優のイアン・マッケランは、この辺も計算していたのだろうか。

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■ヴィゴ・モーテンセン!

 「ロード・オブ・ザ・リング」の絆を象徴していたアラゴルン。旅の仲間とともに、エルフと人間の絆でもあった。恋愛関係が少ない物語の中で、エオウィンに慕われ、アルウェンと結ばれる特別な立場にある。そして、最後には、まさに王へと帰還する。そのアラゴルン役を見事に演じたヴィゴ・モーテンセンに、拍手をおくりたい。「旅の仲間」での登場の仕方からして、かっこ良かった。
 ヴィゴ・モーテンセンは、映画の中だけでなく、撮影現場でも皆のまとめ役になっていたという。俳優たちの友情の中心に彼がいた。そして俳優という殻に収まらず、絵画から音楽、文学まで、さまざまなスタイルを横断するモーテンセンの活躍ぶり。イラク戦争を始めたアメリカを明確に批判するなど、もしかするとアラゴルン以上にスケールが大きい。
 その彼が、黒門の前で「フロドのために!」と呼び掛けて絶望的な戦いに臨むシーン、戴冠式でホビットたちにひざまずくシーンが忘れ難い。

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■ゆうばり国際映画祭2004!

 いよいよ、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2004が、19日から始まる。15回目を迎えるが、今回は映画祭の生みの親・中田鉄治さんに会うことはできない。2003年9月10日に亡くなってしまった。昨年の映画祭で「映画祭は21世紀、あと100年続ける」と元気に閉会宣言していたのが信じられない。おそらく、中田さんを偲んで、全国、いや全世界から多くの人たちが映画祭に参加することだろう。
 ことしの「オープニング」作品は、「キューティーハニー / CUTIE HONEY」。永井豪の傑作を「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督が実写化した。いや実写とアニメが融合した“ハニメーション”として完成した。ハニー役は佐藤江梨子。市川実日子、村上淳、及川光博、片桐はいり、小日向しえ、新谷真弓、松田龍平、京本政樹、吉田日出子、手塚とおる、篠井英介という個性的な面々が出演している。私は、仕事の関係で観ることができない。とても、残念だ。

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■太陽も巨大なダイヤに!

 星が最後にダイヤに変わるとは、何ともロマンチック―。アメリカ・ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの天文チームは、地球から50光年離れたケンタウルス座で、直径4000km余りの大きさのダイヤモンドでできた星を見つけた。
 ケンタウルス座にあるBPM37093を調べたところ星の核がダイヤモンドと同じ結晶構造を持った炭素で形成されていることが判明。100億を2回1兆倍した「10の34乗」カラットに相当する。 恒星が燃え尽き、冷えて固まった「白色わい星」の中心で、炭素が結晶化した。ビートルズの名曲「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」にちなんで、「ルーシー」と名付けられた。天文チームは「遠い将来、太陽が白色わい星になる時も、巨大なダイヤモンドが作られるだろう」としている。

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2004.02.17

■黒門の前のギムリの一言!

 「ロード・オブ・ザ・リング」の旅の仲間のひとり、屈強なドワープであるギムリは、その頑固さが憎めない。珍しい3枚目的な役だ。演じているのはジョン・リス=ディヴィス。なかなか味がある。もともとシェークスピア劇のベテラン俳優。長くロイヤル・シェークスピア劇団で活躍してきた。映画では「レイダース/失われたアーク」「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」などに出演している。
 「王の帰還」の大詰め。サウロンとモンドール軍の目をフロドからそらすために、捨て身で宣戦布告し黒門の前で死を覚悟する場面がある。ギムリは言う。「やれやれ、エルフの隣りで死ぬのか」。レゴラス「友の隣りでは」。ギムリ「いいね。それならいい」。このときのジョン・リス=ディヴィスの表情が実にいい。胸に熱いものが込み上げてくる。

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■処理速度が従来の100倍!

 現在のパソコンは、まだ黎明期だと思う。しかし、いよいよバーチャルリアリティという言葉が、リアルさを持つレベルのデータ処理が可能になりそうだ。名古屋大と横浜国立大の研究グループは、超電導体を使った「単一磁束量子回路(SFQ)」により、超高速でデータを処理するコンピューターのマイクロプロセッサー(MPU=超小型演算処理装置)を、世界で初めて開発したと発表した。
 SFQ回路は半導体の電子の代わりに、磁力線の束である磁束を利用する。磁束は質量がなく、光速で動くほか、電気抵抗がない超電導状態で働く。処理速度は10倍以上、消費電力は1000分の1以下。回路の集積度を高めれば、処理速度が100倍のコンピューターも可能になる。つまり数10〜数100ギガヘルツの周波数の高速MPUが実現する。コンピューターのイメージが、一新することだろう。

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■オーランド・ブルーム!

 「ロード・オブ・ザ・リング」で、もっとも華のある男優と言えば、エルフのレゴラス役・オーランド・ブルームだろう。「王の帰還」で巨ゾウのようなオリファントを、一人で華麗に倒すシーンは、見せ場のひとつだ。物静かで、知的で、俊敏で美しい。「パイレーツ・オブ・カリビアン」に出演し「トロイ」の予告編にも登場するが、本格的な映画デビューは「ロード・オブ・ザ・リング」だというから驚く。
 最初は、ファラミア役のオーディションに応募し落選。しかし「レゴラス役のオーディションを受けてみないか」と言われ、数週間後に見事レゴラス役を射止めた。いち早くニュージーランドに行き、2か月間乗馬とアーチェリーを特訓。ろっ骨を折ながらも、ほれぼれとするような演技を披露している。彼は「現場はインディ映画みたい。大作だけれど、成り立ちはハリウッド映画とは無縁の作品」と話している。

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■「王の帰還」のヒーロー!

 「ロード・オブ・ザ・リング」には、たくさんのヒーローがいる。誰もがそれぞれの場面でヒーローとなる。一人だけのヒーローに頼る並みの映画とは、その点が大きく違う。しかし「王の帰還」のヒーローを一人だけ選べと言われたら、サムワイズ・ギャムジーを選ぶだろう。
 サムは、ずっとフロドに付き添い、フロドを助け続けた。「王の帰還」では、ゴラムの策略によって、疑心暗鬼のフロドにリングを狙っていると誤解される、涙なしでは見られない場面が登場する。それでも、サムはフロドの危機を救い、最後の最後までフロドを助け続ける。
 映画では、主人に仕える忠誠心というよりも、友情に近い描かれ方をしている。ときには、愛情ではないかと思えるほどの慈愛に満ちた態度を取る。しかし、ホビット庄に帰った後は、早々と意中の人と結婚し平凡な生活に戻る。いや、平凡な暮らしこそ貴いのだ。だからこそ、フロドは物語の締めくくりをサムに託した。

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2004.02.16

■悲しきサラリーマン川柳!

 サラリーマン川柳は、笑いの影に悲哀がにじむ。いつもながら身につまされる。第一生命保険は16日、第17回第一生命サラリーマン川柳ベスト100を発表した。17日から3月12日まで100編を対象に投票を募り、4月にベスト10を発表する。
 「やめるのか 息子よその職 俺にくれ」「給料の 額だけ見れば フレッシュマン」「リストラで 辞めれる奴は 出来る奴」「成果主義 成果挙げない 人が説き」「効率化 進めた私(わたし) 送別会」「無駄省け 言ってた上司 省かれる」「『がんばれよ』 ならば下さい がんばる場」「組合が 会社の無理を 説明し」「上司辞め あわてて破る 我が辞表」「好景気 ハローワークが 独り占め」。ベスト100をみると、リストラ、賃金カット関係の多さに驚く。
 ユーモアのセンスを感じるのは、「着メロの 『乾盃』が鳴る 通夜の席」「脱毛に 娘は通う 父悩む」「父見捨て 子供プレステ 母エステ」「席どうぞ 私は妊婦じゃ ありません」といったところか。サラリーマン川柳は、日本の世相を写し出す。過去の作品を読んでいくと、時代がくっきりと浮き彫りになる。

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■ニューラインシネマ英断!

 不思議なものだ。劇場公開され、大ヒットしていると、あたかも映画製作会社によって綿密に計画された大作であるかのように思ってしまう。しかし、「ロード・オブ・ザ・リング」は、「指輪物語」を熱烈に愛し、映画化への情熱を燃やした一人の人物ピーター・ジャクソンの思いから始まっている。リングを滅びの山に捨てに行くよりも困難な企画だった。
 3部作を1度に15か月かけて一気に撮影。製作費は3億ドル。ニュージーランドでオールロケを敢行。看板スターを起用せず、しかも監督はカルト系でヒット作品は一本もない。映画製作会社は、当初どこも首を縦に振らなかった。常識外れの条件をすべて飲んだニューラインシネマの英断をたたえる声が大きい。たしかに英断だ。だが、すんなりと決まった訳ではない。
 ピーター・ジャクソン監督は、他の映画製作会社に全く相手にされていなかったにもかかわらず、他の会社との交渉で多忙という理由でニューラインシネマとの打ち合わせを延期し続けた。焦ったニューラインシネマは、監督の条件を受け入れた。フロド顔負けの監督のねばり腰のたまものだ。そういえば、監督はホビット系である。

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2004.02.15

■「王の帰還」を再度観た!

 先行上映に続き、「王の帰還」をまた観てきた。感動は、さらに深まった。3度観たくなった。こんな経験は、めったにあるものではない。劇場は、「旅の仲間」「二つの塔」の時よりも、格段熱気に満ちあふれていた。皆がわくわくして上映を待っている。やはり、劇場で多くの人と「ロード・オブ・ザ・リング」を観るという体験は、本当に素晴らしい。
 CGであるということを感じさせないほどの視覚効果、壮大にして繊細な美術とカメラワーク。しかし監督は「どんなにスケールが大きくとも、視覚効果を駆使した戦闘シーンが含まれていようとも観客たちは気にかけない。彼らが求めているのは共感できる人間味あふれるストーリーだ」と話していた。驚くほど深く心に響くドラマであるとともに、全編を貫く視覚効果も卓越している点が、「王の帰還」を比類ない作品にしている。あらためて、そう感じた。

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2004.02.14

■ついに「ググール」死す!

 「グーグル」ではなく、「ググール」なので、お間違えなく。14日、愛知県犬山市の日本モンキーセンター内の動物病院で、日本で飼育されているテングザルの最後の1匹、雌の「ググール」が、老衰のため23歳で死んだ。人間なら60代後半から70歳に相当する。2月8日に体調不良で入院。14日早朝、治療用ケージの中で死んでいた。
 テングザルはボルネオ島のマングローブ林だけに生息し、現在は2000−3000匹しかいない絶滅危ぐ種。生息地周辺以外ではアメリカの動物園が飼っているだけだ。「ググール」は、1974年にインドネシアの動物園から譲り受けた6匹のうちの1匹。1980年に生まれた。

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■血液の幹細胞を患部に!

 これは、朗報である。非常に分かりやすい。京都府立医大は14日、46歳の急性心筋こうそくの男性患者本人の血液から血管に育つ幹細胞を取り出し、そのまま患部に注入して血管を再生させる治療を世界で初めて行ったと発表した。患者の負担が軽く、技術的に簡単な方法だ。
 これまでの血管再生は、骨髄から採取した幹細胞を注入する方法が一般的。ドイツでは、血液から取り出した幹細胞をいったん培養して注入する治療が行われている。しかし、幹細胞を採取後に直接注入した例は、これまでなかった。今回は、患者の太ももの静脈から血液を採取し、分離機で幹細胞を抽出。太ももの動脈から心臓の冠動脈までカテーテルを通して、血管が詰まり炎症を起こしている患部に、送り込んだ。

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■ジャンプペアがブレイク!

 「スキージャンプ・ペア オフィシャルDVD」が、Amazon.co.jp 売り上げランキングで、なんと3位になっている! ジャンプの季節とはいえ、大ブレイクしたといえる。たしかに斬新で面白いが、ここまでブームになるとは思わなかった。
 私は、2003年10月の「ワンドットゼロ(onedotzero)2003札幌」で、真島理一郎氏の
「スキージャンプ・ペア」を知った。ゲスト出演した真島理一郎氏の素朴な人柄も好感が持てた。そして11月発売の「スキージャンプ・ペア オフィシャル DVD限定パッケージ」を購入した。公式ガイドブックや金メダルがついてきて、楽しんだ。11月21日に「待望のスキージャンプ・ペアオフィシャル�DVDが発売 」というブログに書いている。

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■日本アニメの影響再確認!

 龍頭蛇尾という言葉が、これほど似合うシリーズも珍しい「マトリックス」。最初からいかがわしかったが、最後は腰砕けしてしまった。あるいは、ゲームに逃げ込んでしまった。
 4月2日に「マトリックス レボリューションズ」の特別版DVDが発売になるという。2980円。私は、2003年11月のブログ「マトリックス レボリューションズで日本アニメを連想」で、「マトリックス」全体が日本アニメの圧倒的な影響下にある、とりわけ「レボリューションズ」には、さまざまな日本アニメの名場面がちりばめられていると指摘した。最後が「風の谷のナウシカ」になるとは、誰が予想しただろう。センティネルズが、にわかに空飛ぶ王虫に見えたものだ。DVDで、ゆっくりとチェックするのも、「マトリックス」の楽しみ方のひとつだろう。

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■犯人脅し効果の新看板!

 発想の転換の鮮やかな事例-。警視庁新宿署と新宿防犯協会が、空き巣やひったくり被害の多い地区に設置した新看板が大きな効果を上げている。
 これまでは通行人に対して呼び掛ける「帰宅途中のひったくりに注意!」という内容だった。これに対して、新しい看板は犯人に訴える内容になっている。「『ひったくり(空き巣)犯人』を逮捕! ご協力ありがとうございます でも『まだまだ』ご注意を!」と、住民の協力が犯人検挙に結び付いていることを訴えた。被害の多い新宿区新宿6、7丁目、北新宿、大久保などの各地区に計80枚を立てた。大久保地区では、看板設置後の昨年12月から今年1月の侵入盗難件数は、前年の16件から0件に、ひったくりも7件から0件に減った。地域の人も以前より防犯意識を持つようになったという。まさに一石二鳥の効果だが、この看板が増え続けると「犯人脅し効果」も下がりそうだ。

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2004.02.13

■メタリカの記録映画!

 メタリカのドキュメンタリー映画「サム・カインド・オブ・モンスター」が注目を集めている。監督は、バーリンガーとシノフスキー。最新アルバム「セイント・アンガー(聖なる怒り)」の制作開始からツアー初日までの軌跡を描いた内容。2004年1月にサンダンス映画祭で上演されたほか、シカゴやサンフランシスコでの国際映画祭を含む11の映画祭で上演される予定だ。日本でも「ワンドットゼロ」で上映されるだろうか。
 最初は、アルバムの宣伝になればという程度の位置付けだったが、予想外のさまざまな出来事が記録された。セラピーを受けるメンバーの様子、元メンバーのジェイソン・ニューステッドとの問題、新メンバーのジェームズ・ヘッドフィールド加入など、興味深い映像が含まれている。ラーズ・ウルリッヒは「これは人間同士のつながりについての作品。こういうつながりを持つ人間が、メタリカと呼ばれているバンドで生き、呼吸し、音楽をやっている」と話している。

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■「ブリキの太鼓」DVD!

 2004年2月26日に「ブリキの太鼓」(1979年作品、フォルカー・シュレンドルフ監督)の期間限定生産DVDが発売される。発売元はIMAGICAエンタテインメント/カルチュア・パブリッシャーズ。価格は2800円 。これまでは3800円だったので、1000円お得。私は、この機会に購入します。
 1927年から45年間のポーランドの歴史を、3歳で成長することを拒否した少年オスカルの目を通して描いた傑作。馬の頭からねうねとウナギが出てくるシーンや母親が嫌いだった魚をむさぼり喰う場面など、強烈な映像は一度見たら一生忘れられない。辛らつで毒々しさに満ちていながら、それでいて強靱な知的ユーモアが貫かれている作品だ。

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2004.02.12

■「マーズ・アタック!」

 連日、火星探査のニュースが飛び込んでくる。火星の存在も、ずいぶんと身近になった。でも、火星の映画を思い浮かべると、「ミッション・トゥ・マーズ」や「ゴースト・オブ・マーズ」ではなく、火星とは直接関係ないティム・バートンの「マーズ・アタック!」を連想してしまう。トレーディング・カードが原作のぶっ飛んだ内容は、すごいインパクトだった。
 「マーズ・アタック!」は、ハリウッドのオールキャストと最新のSFXで完成させたB級SF作品。有名俳優をばたばた殺しまくる、やりたい放題の展開。「シザーハンズ」「バッドマン」などを染めていた独特の屈折した暗さがなく、どこまでも明るい残酷なばかばかしさに徹していた。しかし、最後はアウトサイダーが世界を救う。「インデペンデンスディ」への強烈な批判になっているが、それだけではなく、もっと自由に楽しんでいる。スリム・ホイットマンの歌声で火星人が全滅するのも「未知との遭遇」への皮肉というより「アタック・オブ・キラー・トマト」へのオマージュだろう。

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■ビッグ・マック切り売り!

 バージニア工科大学にある「パワーマックG5」(デュアルCPU)1100台で構築した世界第3位のG5スーパーコンピューター『X』(愛称=ビッグ・マック)が、切り売りされることになった。通販業者MacMallは、「歴史の一部を手に入れよう」というキャッチコピーをかかげ、『X』で使われたPower Mac G5の再生品を販売する。
 『X』のマシンをデスクトップPower Mac G5から、ラックマウントXserve G5に切り替えたため。MacMallは、再生品の価格を2799ドルと表示、同社が扱っている新製品の同等品より200ドル安い。誰でも世界第3位のスーパーコンピューターの一部を所有できる。夢のある企画ではあるが、不要品を巧みに売ろうとしているとも言える。

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■クローン人間が可能に!

 韓国ソウル大学などのグループは、体細胞クローン技術を使って、人間のさまざまな組織になることができる万能細胞・胚性幹細胞(ES細胞)をつくることに世界で初めて成功した。自分の細胞を使って、失われた内蔵や機能を取り戻す治療に道を開く成果。ただし、核を除いた卵子に同じ女性の卵丘細胞の核を移植したほか、16人の女性から計242個の卵子を採取し、ES細胞ができたのはたった1つと、特別な条件でも成功率は低い。
 クローン技術を使わずに受精卵からES細胞をつくることは、国内でも京都大学チームが成功している。しかし、体細胞クローン技術によるES細胞作製という点に大きな意味がある。安全性を含めて未知な部分も多く、治療への応用はまだ先であるとともに、技術的にはクローン人間づくりが可能になるので、反対論も強い。卵子は絶対に必要だが、精子はいらないので、男性が生殖に関わらなくてもクローン人間はつくれる。どんなに禁止しても、クローン人間は生まれてくるだろう。いや、すでに誕生しているかもしれない。

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■ひ孫「王の帰還」に出演!

 「ロード・オブ・ザ・リング」に関する逸話を一つ。J・R・R・トールキンのひ孫ロイド・トールキン氏(34)は、「指輪物語」が「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズとして映画化されると聞いた時、原作とは違った典型的なハリウッド映画になると思った。トールキン家は当初、映画への関与を一切希望しなかった。誇り高い原作を低俗に改ざんする前例がはんらんしていたから、無理もない。
 しかし、2003年夏に同氏がピーター・ジャクソン監督の制作チームに「撮影地のニュージーランドを訪問したい」と希望する電子メールを送ったことで状況は大きく変わる。現地を訪れた同氏は手厚く歓迎される。そして監督から出演依頼を受け、「王の帰還」の廃墟のオスギリアスで槍を配るゴンドール国兵役として出演した。「新鮮な空気を吸っているようで、7回も見直した」と作品を高く評価している。

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■出産は「エイリアン」!

 ティム・バートンの新作「ビッグ・フィッシュ」の劇場公開が近づいている。妙に明るそうなのが気になる。しかし、ティム・バートンも、いつまでも「妄想好きの子どもの完成」にとどまっているわけではあるまい。リサ・マリーと結婚して、異様に幸せそうなティム・バートンを見て、そう思ったものだ。その後「猿の惑星」の撮影をきっかけにヘレナ・ボナム=カーターと交際を始め、リサ・マリーとは2001年に離婚。2003年10月にはヘレナが男の子・ビリー・レイを出産している。
 ティム・バートン監督は、出産に立ちあった経験を「まるで映画の『エイリアン』を見ているようで、ショッキングだった。出産って超現実的。感動して涙が出た。青いまち針のようなものが出てきた時、何だろうと叫んだ。次の瞬間に、それが赤くて丸いものに変わった。エイリアンの1シーンを思い出した。本当にショッキングだった」と話している。このコメントを読む限りは、三つ子の魂、百までも、だな。

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2004.02.11

■ウイルスの両面作戦!

 日本全体で、インフルエンザウイルスが猛威をふるっている。今シーズンはA香港型が主流。国立感染症研究所感染症情報センターの「インフルエンザ予報」によると、2月11日現在で警報の出ている地域は44都道府県に上っている。1月末現在では警報は7県だけだったから、急速にまんえんしている。札幌の場合は、雪まつりが終わると全国、全世界から持ち込まれたインフルエンザウイルスが活発化するというのが、例年のパターンだ。鳥インフルエンザの動向も気になる。
 一方、インターネットではコンピューター・ウイルスMyDoomが広まっている。過去に猛威をふるったウイルスKlezなども、依然まんえんしている。MyDoomの亜種、MyDoom.BやMyDoom.Cの感染も深刻な状況にある。コンピューター・ウイルスは、ネットワークを切断すればすむが、もはやインターネットは基本的なインフラになっているので、相当な覚悟が必要だ。私たちは、現実世界とネット世界の両面でウイルスと戦わなければならない。やれやれである。

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■シービスケットの奇跡!

 「シービスケット」は、世界恐慌で疲弊したアメリカの人々を勇気づけた1頭の馬にまつわる史実を描いたノンフィクション「シービスケット―あるアメリカ競走馬の伝説 Seabiscuit: An American Legend 」の映画化。実話であることが信じられない。絵に書いたように成功と挫折が繰り返えされる。そして感動の波は何度も押し寄せる。
 シービスケットというくせのある馬を記録破りの競走馬に育てた馬主ハワード、調教師トム、騎手レッド・ポラード。この3人は、それぞれに深い挫折を経験している。だからこそ、シービスケットを見い出すことができたといえる。ジェフ・ブリッジス、クリス・クーパー、そしてトビー・マグワイアが、熱演している。とりわけジェフ・ブリッジスの渋さが目立った。彼等の演技によって、月並みな成功談にならず、静かに心を揺さぶられる作品になっている。心地よいが、図式的すぎて、それほど深い感動ではない。

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■セグウェイをつぶすな!

 ディズニー・ワールドが、敷地内で電動二輪車・セグウェイの走行を禁止していることに対して、セグウェイを利用している障害者から不満の声が上がっている、というニュースを読みながら、日本での「公道でセグウェイに乗ったために書類送検」の記事を思い出した。詳しく調べてみると驚くべき実態だった。 半年以上前からイベント企画のために警視庁に協力し、セグウェイそのものも無償で貸していた。警視庁は、自動二輪相当と判断。ウインカーやライト、ブレーキ、ナンバープレート、ブレーキランプなどがないセグウェイは「整備不良車」となり、それを運転したために「書類送検」された。
 信じ難い硬直性である。イラクではあれほどアメリカ追従なのに、セグウェイは既存の車のシェアを脅かすとばかりにつぶしにかかっている。あきれてしまう。こういう点こそ、マスコミは指摘しなければならないのではないか。私は、うわさの段階からセグウェイに注目してきた。新しい可能性に満ちた乗り物だ。障害者が快適な暮らしに利用できる環境づくりは当然である。高齢者にとっても同じだ。札幌の冬のつるつる路面で、どれだけの高齢者が怪我をし、そのことがきっかけで寝たきりになっていることか。冬道こそ、セグウェイの活躍の場だと思う。もちろんスーパーなど室内での使用も許可すべきだ。ウインカーやライトをつけて、電動車椅子という位置付けで良いのではないか。

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2004.02.10

■寿命を司る遺伝子を特定!

 平均寿命150歳も夢ではない-。マサチューセッツ工科大学の研究者たちは、人間の老化に関与する主要な遺伝子の特定に成功した。カロリー制限の結果として老化作用を抑制すると考えている遺伝子と寿命を延ばす遺伝子が同一であることが分かった。遺伝子を操作したところ、線虫の場合、寿命が2倍になった。
 人間の寿命を最大限に延ばす最善の方法は、厳しいカロリー制限を行なうことだ。霊長類の実験では、厳しい食餌制限で実際の年齢より若く見えることが明らかになっている。カロリー制限は、長生きを可能にするとだけではなく、多くの疾病への防御手段とも考えられる。老化に関わる遺伝子に作用する薬剤を開発すれば、厳しく食事を制限しなくても、カロリーを制限するのと同じメリットが得られるはずだ。研究者たちは、カロリー制限での脂肪の消失に注目している。老化のペースは、脂肪と直接関わっているらしい。

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■大新聞社ドメイン未更新!

 大新聞社でも、こんな失敗例があるという典型的なニュース。ワシントン・ポスト紙の記者たちは、電子メールの送受信が、一時的にできなくなってしまった。発行部門のスタッフが使う電子メール用に、washpost.com ドメインを使用していたが、契約の更新を忘れたからだ。インターネットが重要な基盤となっている新聞社にとって、ドメインの更新忘れは大きな障害になる。ただ、Web サイトに用いている Washingtonpost.com ドメインには問題が生じなかったので、被害は広がらなかった。
 1999年には、マイクロソフトが「Hotmai」のドメイン更新を忘れたという、ワシントン・ポスト以上にひどい例もある。

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2004.02.09

■エイリアンVSフレディ?!

 エイリアンは、夢を見るか。人間に寄生して生まれたエイリアンは、人間の遺伝子を受け継いでいて夢も見る。その存在が忘れ去られようとしていたフレディは、南極大陸の地下深くから発見されたピラミッドの中に潜んでいる殺人マシーン・ジェイソンに似た生き物・エイリアンに親近感を持ち、夢の中に入り込んでエルム街を襲わせる。フレディの存在を思い出させるために。しかし、たくさんの人にエイリアンが寄生してしまった事態に危機感を持ったフレディは、エイリアンにピラミッドに戻るよう仕向ける。だが、一度増殖を始めたエイリアンは、限りなく寄生を繰り返す。ついにフレディは、エイリアンを切り刻み始め、バトルが展開される。エイリアンから飛び散った強い酸によって、フレディの顔は、さらにただれていく...。
 前のブログ「エイリアンVSプレデター」を書いたときに、間違えて「エイリアンVSフレディ」と入力し、その後、際限なく妄想がわき出てきた。しかも、オチはお笑い系。困ったもんだ。

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■エイリアンVSプレデター!

 「エイリアン5」の企画が動き始めたというニュースを聞き、いよいよ地球を舞台にしたエイリアン作品が日の目を見るかと思っていたら、一足先に地球を舞台にしたエイリアンに会える。ことしの秋に「エイリアンVSプレデター」が日本で劇場公開されることが決まった。昨年秋からチェコのプラハなどで撮影が進み、すでにクランクアップしている。アメリカでは8月6日公開が決定した。ポール・アンダーソンが監督する。
 「エイリアンVSプレデター」は、私の予想に反して地球が舞台。古代にプレデターとエイリアンがピラミッドで戦う儀式があり、一度は双方とも絶滅。そのピラミッドが南極大陸で発見され、全人類を巻き込んだ両者のバトルが始まるという内容のようだ。これだけだと、とってつけたようなストーリーに思える。こちらも長らく映画化がささやかれていた「フレディVSジェイソン」は、絶妙なストーリーだった。「エイリアンVSプレデター」は往年の企画。ぜひ、あっと驚く展開の作品が観たいものだ。そもそも、どちらが勝つかではないはず。地球が舞台なら、どちらが残っても人類の危機なのだから。

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■美少女・香椎由宇に注目!

 癒し系のはんらんに飽きたとき、久々に現れたエキゾチックで神秘的な美少女・香椎由宇(かしい・ゆう)。キリッとした眉、知的で意志の強そうなまなざし、ぷっくりした唇が、印象的だ。身長164センチ。神奈川県生まれ。誕生日は1987年2月16日。もうすぐ17歳になるが、とても落ち着いた雰囲気。目標の女優は、桃井かおりだという。
 2005 年公開予定の潜水艦アクション大作「ローレライ」(東宝)のヒロイン・パウラ(日独ハーフ)役を演じる予定。橋口真嗣監督は「穢れなきまなざしの強さに圧倒された。想像以上の質感をキャラクターに与えることができる」と惚れ込んでいる。2003年7月にフジテレビ・ドラマ「ウォーターボーイズ」で男子高校生の憧れのマドンナ・花村響子を演じている。

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■サグラダ・ファミリア!

 記念すべき200回目のブログでは、私の敬愛するアントニ・ガウディ(Antoni Gaudi Cornet。多くの日本表記はアントニオ・ガウディだが、私はアントニ・ガウディと表記する)を取り上げる。100回目に書いた、独力で夢の宮殿を作ったフェルディナン・シュヴァルとは違い、今では天才建築家として認められている。サグラダ・ファミリア、グエル邸、グエル公園、 カーサ・ミラ、カーサ・バトリョ。どれもため息が出るほど美しい。全体の美と細部の美が調和している。まるで生命体のようだ。
 しかし、彼は孤独だった。特に最大のパトロンであり友人であったアウゼビ・グエルが1918年7月8日に死んでからは。1883年にサグラダ・ファミリア大聖堂(聖家族贖罪聖堂)の主任建築家に任命されて以降は、聖堂建築に心血を注ぎ、1917年からは他の一切の仕事を断って専念した。1926年6月7日、路面電車にはねられた時には、浮浪者と間違われて病院に収容されるのが遅れたらしい。10日午後5時、バルセロナ市内サンタ・クルース病院で死去。遺体はサグラダ・ファミリア大聖堂に埋葬されている。
 サグラダ・ファミリア大聖堂の建築は、今も続いている。おそらく21世紀中には完成しないだろう。それでも、建築作業がやむことはないと思う。ガウディが忘れられることはないと信じたい。

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■全米監督協会賞を受賞!

 全米監督協会賞が2月7日に発表され、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」のピーター・ジャクソン監督が受賞した。同賞受賞者がアカデミー監督賞を逃したのは、1949年以来6度だけ。各マスコミは「王の帰還」がアカデミー賞で優位に立ったと報じている。「王の帰還」は、10年に一度の歴史的な傑作であり、毎年選ばれるアカデミー賞では軽すぎる。日本を代表するアーティストの村上隆は、パンフレットの解説で「ニュージーランド発、天才芸術家達が造った超駑級の大聖堂である」と最大級の賛辞を送っていた。彼をして、こう書かせるだけの水準に、この作品はある。作品の質だけではない。その製作の過程も、長く語り継がれる映画である。
 ちなみに「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」は、第76回アカデミー賞で作品賞、監督賞、作曲賞、歌曲賞、編集賞、脚色賞、視覚効果賞、衣装デザイン賞、メイクアップ賞など11部門にノミネートされている。授賞式は、2月29日にロサンゼルスで開催される。

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2004.02.08

■鉄っちゃん大賞決まる!

 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭実行委員会は、2003年9月10日に亡くなった中田鉄治・前実行委員長の映画文化への貢献を長く記憶にとどめ、映画を愛した故人の意思を夕張市民の手で継承、発展させるため「中田鉄治さんの夢を引き継いで<鉄っちゃんシネマ大賞>」を創設した。「鉄っちゃん」という名称は、24年間夕張市長を務めながらも、ちゃめっ気を忘れなかった中田にちなみ、遺族の意向も取り入れて決めたもの。
 映画文化に関するあらゆる分野で、有名・無名にかかわらず、道内で熱心に活動している人、団体または北海道出身者が対象。夕張市民でつくる「鉄っちゃんシネマ大賞実行委員会」が基金を設けて運営する。第1回の受賞者は、30年以上にわたり、道南で映画のない街を回って移動映画館を続けている西崎春吉さんに決まった。特別賞には、三度笠姿のパフオーマンスで映画祭を盛り上げてきた刀根春雄さんに送られる。授賞式は19日夜のウェルカムパーティで行われる。

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■AMD・Award授賞式!

 社団法人デジタルメディア協会(AMD)の第9回AMD Award/Digital Contents of the Year'03授賞式が、2月6日に明治記念館「蓬莱の間」で行われた。コンテンツ制作者の立場からデジタルコンテンツ産業の発展のために、デジタル作品の質的向上、人材育成を目的に毎年実施している。
 第9回の大賞(総務大臣賞)は、KDDIの「着うた」。Best Producer/ Directorも合わせて受賞した。Best Visual Designerは「キル・ビルの挿入アニメーション」、Best Music Composerは「はてな」。ブログの普及貢献が評価された。Best Writerは、日本情報通信コンサルティングの「星野仙一のトラトラトラ」。Best Technical Achievement Awardには「iTunes 4」と「東京国際映画祭におけるブロードバンドライブ配信」が選ばれた。
 ちなみに第8回の大賞は「ファイナルファンタジーXI 」。Best Director賞は「ほしのこえ」。Best Visual Designer賞は「LiFE with PhotoCinema 」。Best Writer賞は「バウリンガル」など。

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2004.02.07

■「王の帰還」先行上映!

 2002年公開「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間」、2003年公開「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」に続いて、ついに完結編「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」が劇場公開された。待ちに待っていた2月7日の先行上映に大雪の中を駆け付けた。ピーター・ジャクソン監督は「前2作はこの『王の帰還』のためにあったと言っても過言ではない」と話していたが、壮大にして琴線に触れる魂のドラマだった。数々のシーンで息を飲み、クライマックスでは息をするのも忘れた。
 たたみかけるように物語は進んでいく。戦争シーンはさまざまなアイデアで満ちあふれている。大蜘蛛シェロブの洞窟シーンの出来も、期待を裏切らない。サムとフロドが危機的な状況の中でホビットの思い出を語るシーンで涙が出た。そして、最後は第1部「旅の仲間」の前半のようなのどかな時間が流れる。この表現の振幅の大きさこそ、この大作の持ち味だと思う。
 ピーター・ジャクソン監督が最初に編集した長さは4時間15分。それを3時間23分に縮めた。1時間近くも省略しているので、バランスが悪い。本来の形の「王の帰還」を観るには、DVD「ロード・オブ・ザ・リング ― スペシャル・エクステンデッド・エディション・王の帰還」の発売を待ちなければならない。それを観るまで、私の「ロード・オブ・ザ・リング」の旅は終わらない。

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■映画館で映画作品を観る!

 映画館で映画作品を観るということ。あらためて、その意味を考えた。夕方から「ロード・オブ・ザ・リング ・王の帰還」の先行上映に行こうと思っているからだ。観る前から、こんなに緊張しているのは、「スターウォーズ エピソード1」以来のこと。あれこれと想像しながら、わくわく、どきどきしている。
 昔は、映画は映画館でしか観ることができなかった。しかし映画を観る環境は、すっかり多様化し、今では家に居ながら、TVやビデオ、DVDで好きなときに観ることができる。もっぱらレンタルで映画を観ている人の方が多いのではないだろうか。決まった時間に足を運び、高い料金を払い、周りの迷惑に耐えて、作品を観る。映画館で観ることは、かなり面倒で制約が多い。それでも、私は映画館で映画を観る。一刻も早く観たいというだけではない。感動が、後々までくっきりと記憶に残るからだ。周りの人たちと映画の面白さを共有するという得難い体験ができる。「王の帰還」は、まず最初に映画館で観るべき作品だと思う。

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■S・ジョブズ節が炸裂!

 ディズニーとの提携を打ち切り話題を集めているピクサーは、第4四半期業績で8400万ドルの利益を上げた。前年同期は1700万ドルの純益だったが、今年はほぼ5倍になっている。高度なアイデアが詰まっていて誰もが楽しめる新作アニメ「ファインディング・ニモ」の大ヒットが大きく影響している。
 ピクサーCEOのスティーブ・ジョブズ氏は「ディズニーとは、ここ数年間、クリエイティブなコラボレーションはほとんど行われていなかった。ディズニーは創造性が弱体化しており、妥協しようとしない」と、痛烈にディズニーを批判。久々にジョブズ節が炸裂した。「3月には少なくとも4社との交渉が始まり、秋には新しい契約が締結される」と今後の見通しを話した。

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2004.02.06

■カイル・クーパー新会社!

 カイル・クーパーが、創設し活躍したImaginary Forcesを去り、新しい会社Prologue Filmsを設立した。ホームページはhttp://prologuefilms.com/。現在のコンテンツは、至ってシンプル。動画データと電話番号、FAX番号があるだけ。動画は10MB、1分57秒のQuickTimeムービーで、彼が過去に制作したタイトルバックやCMのダイジェストをまとめたもの。「ミミック」「MIB」「D.N.A.」「ミッション・インポッシブル」「スフィア」「セブン」などなど。何度観てもしびれる。
 「セブン」のオープニングタイトルを観たときの衝撃は、今も生々しく覚えている。全身が熱くなった。映画の内容より、感動的なタイトルの映像ばかりが脳裏に焼き付いていた。それからは、カイル・クーパーのタイトルを観るために劇場に足を運ぶことが多くなったものだ。カイル・クーパーの作品は、深く作品の核心を提示するとともに、独自の美意識に貫かれた編集が魅惑的な感動を呼び起こす。そして映画そのものを凌駕するほどのインパクトを与えた。

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■「スペイン風邪」再来か!

 1918-19年に大流行し全世界で約3000万人が死亡した「スペイン風邪」のインフルエンザウイルスは、感染に重要な役割を果たす表面のたんぱく質が、鳥ウイルス由来だったことがハーバード大学などの研究で分かった。アラスカの永久凍土に埋葬されていたスペイン風邪患者の遺体から取り出したウイルスを分析し、スペイン風邪ウイルスのトゲのように突き出た感染装置「ヘマグルチニン(HA)」と呼ばれる部分の立体構造を再現した。
 インフルエンザウイルスには、A、B、Cの3型がある。これまで世界的に大流行し、多くの人命を奪ったのはA型。その理由はA型が最も変異を起こすため。B型の変異は少なく、C型はほとんど変異を起こさない。ウイルスの表面にはHとNの2種の抗原がある。A型のHは13種類、Nは9種類。HとNの組み合わせを変える変異、HやNの一部分が変わる変異で、免疫があっても何度もかかってしまう。スペイン風邪はH1N1型、現在アジアで流行中の鳥インフルエンザはH5N1型。「スペイン風邪」再来の可能性もある。

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■マック退任しマックへ!

 日本法人アップルコンピュータの原田永幸社長が、2月下旬までに退任することが明らかになり、アップルコンピュータ広報が「経営手腕を高く買われた原田氏が他の企業にヘッドハンティングされたため」と説明していたので、どの会社に行くかが注目されていた。なんと、日本マクドナルドホールディングスの代表取締役CEO(最高経営責任者)として招かれることになった。マックからマックへ。ウソのような本当の話しである。
 2月13日に行われる取締役会で決議される予定。3月末に開催される株主総会の承認を経て、正式に就任する見通しだ。アップルコンピュータは、米国本社のティム・クック上級副社長が暫定的に社長代行を行っている。外部の日本人の中から候補者を探しているが、こちらには誰が就任するのだろう。アップルらしい人選に期待したい。

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■ベルリン映画祭が開幕!

 第54回ベルリン国際映画祭が開幕した。コンペティション部門には、エリック・ロメール監督の「トリプル・アジャン」など23作品がノミネートされている。授賞式は14日。昨年は宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が金熊賞を受賞して注目を集めたが、ことしは日本映画のノミネートがなく、イマイチ関心は薄いようだ。
 ただ、ベルリン国際映画祭はコンペティション、パノラマ、フォーラム、キンダーの4部門で構成されている。パノラマ部門では「赤目四十八瀧心中未遂」(荒戸源次郎監督)、「オー ! マイキー」(石橋義正監督)、「きょうのできごと」(行定勲監督)が上映される予定。フォーラム部門には「ハードラックヒーロー」(SABU監督)、「ニワトリはハダシだ」(森崎東監督)が選出されているようだ。ベルリン国際映画祭の面白さは、作家性の強さが評価されるパノラマ、フォーラム部門にある。

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2004.02.05

■「二つの塔」SEE隠し映像!

 「ロード・オブ・ザ・リング ― スペシャル・エクステンデッド・エディション・二つの塔」にも隠し映像がある。「本編Disk1」「シーンセレクション」「30・香り草入り兎肉シチュー」の下に指輪のアイコンが現れる。「1」に移動しないように、うまくクリック。ピーター・ジャクソン監督に「おめでとう。うまくたどりついたね」と誉められて「2003年MTVムービー・アウォード」で最優秀ヴァーチャル演技賞に「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」のゴラムが選ばれたシーンが写し出される。
 ゴラム役アンディ・サーキスが受賞あいさつしていると、CGのゴラムが現れて「こいつはわしのものだ。わしの力で取った」とトロフィーを横取りして、例の汚い言葉でサーキスを「デブのうんこ野郎」とこき下ろし、監督や映画にさえ悪罵を投げ付ける。「安いギャラで長い時間こきつかわれた」「つまらんトロフィーをよこして苦労を忘れろというのか」「MTVのアホ!」「みんな大嫌いだ!」と言いたい放題。最後に「おやすみ」と言って、去っていく。このセンスがたまらない。

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■MAC原理主義の過誤!

 アンディーと名乗る人物が、新品のPower Mac G5の中身を取り出して安物のウィンドウズPCに改造したという説明と画像をホームページに載せたため、アクセスは1日30万人以上に上った。また世界中のMACファンからメールが殺到したという。たとえば「おまえのPCが爆発して、おまえの顔に生涯、悲惨な傷跡が残るよう祈っている。今回の所業により、おまえが永久に地獄の火に焼かれることは間違いない」。
 激烈な内容だ。やはり多くのMAC原理主義者がいるのだと感じた。私は「バカな奴」とは思っても、脅迫状めいたメールを送るほど激怒はしない。人それぞれである。他人の迷惑にならなければ、ときには多少迷惑になっても、選択の自由は保証されなければならない。MAC原理主義者の過った行為が、MACファン全体のイメージとなってしまわないか、心配だ。たたでさえ、MAC使用者は誤解されることが多い。MACのように、いつもエレガントでありたい。

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■「MONSTER」初アニメ化!

 浦沢直樹の「MONSTER」が、4月から日本テレビで初めてアニメーション化される。全18巻。読んでいて、本当に手に汗にぎる優れたミステリーだった。製作は「METROPOLICE」を手掛けたマッドハウス。小島正幸氏が監督、作画監督は高坂希太郎氏、キュラクターデザインが藤田しげる氏、そして脚本は浦畑達彦氏。声優は未定。極めて映画的な作品だけに、アニメ化はかえって難しいかもしれない。
 ことしは、NHKも、手塚治虫の代表作「火の鳥」をハイビジョンでアニメ化し、春からNHK総合テレビなどで放送する。シリーズのうち「黎明編」「復活編」「異形編」「太陽編」「未来編」の5編を選んだ。1回25分で13回にわたって放送の予定。劇場公開のアニメも注目作が多く、2004年は日本のアニメ史にとって忘れられない年になりそうだ。

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■DVD特別完全版の意義!

 映画作品は、刈り込むことで、くっきりとした仕上がけになるものもあれば、たっぷりと時間をかけて、多面的に表現してこそ、存分に世界観を伝えることのできるものもある。「ロード・オブ・ザ・リング」は、まさに後者。劇場公開するために上映時間に配慮して意に沿わず省略したことで、ややいびつなバランスになってしまっていた。原作を知らなければ、意味がつかみにくい個所もある。
 そう判断できるのは、特別完全版(スペシャル・エクステンデッド・エディション)をDVDで見ることができたため。「旅の仲間」が30分、「二つの塔」が43分追加されている。いや、追加されたというより省略する前といった方が正確だ。やはり、特別完全版が本来の「ロード・オブ・ザ・リング」だと思う。奥行き、広がり、めりはりが全然違う。全体のバランスも特別完全版の方が自然だ。監督が納得した長さだから、当然だろう。DVDの存在によって、私たちは監督が納得した長さの作品を観ることができる。ピーター・ジャクソン監督は、そのことの意義を十分理解している。

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■「旅の仲間」の隠し映像!

 「ロード・オブ・ザ・リング・旅の仲間 ― スペシャル・エクステンデッド・エディション」DVDの「本編Disc1」には隠し映像がある。「トップメニュー」の「シーン・セレクション」で「27」の「エルロンドの会議」にカーソルを置いて、さらに下へ動かすと左下に指輪があらわれる。それをクリック。ピーター・ジャクソン監督が面白映像に招待してくれる。
 「エルロンドの会議」のパロディ(MTVバージョン)。なんと、例のリングを性器にピアッシングしてしまった後の、ドタバタ劇になっているのだ。ギャグのセンスは高いが、かなり際どい言葉が飛び交っている。大人向けのお楽しみ内容。でも、子どもたちが見つけたらどうするのでしょう。きっと貴重なお勉強になるに違いありません。ジャクソン監督は、えらい。

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2004.02.04

■「OUT」エドガー賞か!

 「OUT」の面白さが、アメリカでも評価された。アメリカのミステリー作家協会は、同協会が主催するエドガー賞の今年の最優秀小説賞候補4作品の1つに「OUT」(桐野夏生著)を選んだ。日本人作家がノミネートされたのは初めて。アメリカでは昨年翻訳出版された。選考結果は4月末に発表される。 
 平山秀幸監督がブラックなコメディ・タッチで映画化した「OUT」も話題になったが、小説「OUT」は家庭崩壊、老人介護、借金地獄、家庭内暴力という危機的な状況でもがきながら生きる人々を描いて、すごみがあった。

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■「たまごっち」結婚!!

 4000万個を販売し、世界中に知れ渡った携帯型デジタルペット育成ゲーム「たまごっち」。ゲームという枠を超えて社会現象になった。あの大ブームから、もう8年が経つ。バンダイは、3月20日から「かえってきた!たまごっちプラス」を発売することを明らかにした。白と黒、桃色など6色。重さ33グラム。液晶のドット数は初代の2倍、メモリ容量は約5倍。価格は初代と同じ1980円。二匹目のドジョウを狙った露骨な企画だ。
 今回のウリは、コミュニケーション機能。赤外線通信でほかのユーザーと通信できる。「しりあい」からスタートし、なかよし度を高めると「しんゆう」や「こいびと」に発展。「ねつあい」状態になるとたまごっち同士が結婚をして子どもが誕生する。通信相手がいない場合は、「おせっかいばあさん」がお見合い写真を持って登場するという。大きなお世話である。「たまごっち」をきっかけに、人間様の出生率も高めようという狙いだろうか。「たまごっち」結婚、なんてね。

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2004.02.03

■電子ペーパーが実用化へ!

 「マイノリティ・リポート」(スティーブン・スピルバーグ監督)で描かれていた未来像は、どうもしっくりとこなかった。行政や市場による個人の管理ばかりが目立ち、個人の生活が快適になっているように感じなかった。印象に残ったシーンのひとつは、リアルタイムに記事が変わる電子新聞。しかし「マイノリティ・リポート」ほどの未来ではなく、数年先には実用化しそうだ。
 さまざまなメーカーが、しのぎをけずっている。白い画面に黒い文字が浮かぶ電子ペーパーは、来年にも登場しそう。これまでの液晶と違って消費電力が非常に低い。画像形成に必要な速度を向上させてビデオ映像を表示できる電子ペーパーの研究開発も進んでいる。かなり先かと思っていた電子ペーパー・モニターも、それほど遠い話ではないと思う。生活が劇的に変化するだろう。

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2004.02.02

■「フリーダ」のDVD発売!

 日本発売が遅れていたDVD「フリーダ」が、4月2日に発売になることを知った。早速予約した。とても嬉しい。
 「フリーダ」は、非常に過酷な境遇ながらも驚くほど自由で創造的な人生を送ったフリーダ・カーロを明るく動的に描いた傑作。ジュリー・テイモア監督のさまざまな遊び心が、作品をさらに楽しくしている。画家をテーマにした映画では、トップクラスの出来栄だろう。
 鮮やかな色彩に包まれ、華麗な衣装をまとったサルマ・ハエックは、美しくはつらつとしている。プロデューサ−も務めたハエックは、8年間の歳月をかけ、妥協を排して完成にこぎつけた。その情熱が映像からも伝わってくる。カーロとハエックの激しい情熱が作品を輝かせている。周りの名優たちが、個性的な役を的確に演じ、ハエックを引き立たせているのはさすがだった。

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2004.02.01

■ピクサー独自路線を選択!

 1月29日、ピクサー・アニメーション・スタジオズとウォルト・ディズニーの提携解消が伝えられ、アニメ映画の将来について、いろいろ考えた。ピクサーは2006年から、新たなパートナーと作品を配給する。これはアニメ映画界にとって、プラスなのか、マイナスなのか。
 ピクサーのCEOであるスティーブ・ジョブズ氏は「ディズニーとの間で10カ月以上、契約締結に向けて話し合いを行ってきたが、当社は前進する道を選んだ。われわれはいっしょに仕事をし、ハリウッド史上で最も大きな成功を収めた。ピクサーの将来の成功をディズニーと分かち合えないのは残念だ」と話している。ディズニーの会長兼CEOであるマイケル・アイズナー氏は「ピクサーは独立企業として成長する道を選んだ」と述べた。
 ピクサーが独自路線を選択した意義は大きい。「トイ・ストーリー」「バグズ・ライフ」「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」は、ディズニー映画ではなく、ピクサーアニメとして受け入れられている。ピクサーの行方よりも、硬直化したディズニーの今後の方が心配だ。

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