■樹木希林が左目を失明!
CM、ドラマで活躍している女優の樹木希林が、左目を失明していた。強烈な個性で登場し、近年は個性が円熟し貫禄に変わっていた。まだ61歳だが、網膜はく離による失明。命に別条はないらしい。異変に気付いたのは昨年1月。朝起きたら左目が見えなくなっていた。医師に「手術をして何の病気か調べましょう」と言われたが、手術を受けなかった。3月にはまったく見えない状態になったという。
樹木は医師が手術を勧めたときに「今までいろいろなものが見え過ぎましたから」と手術をことわっている。私は、この言葉を読んで「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(ラース・フォン・トリアー監督)で、失明していく運命を受け入れたビョークが「もう、見るべきものは見てしまった」と歌ったことを思い出し、激しく心がふるえた。ビョークの「アイヴ・シーン・イット・オール」を聞くと、今でも涙が出てくる。
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