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2003.12.23

■「ベルセルク」26巻

 良く錬られた壮大な構想の下、おどろおどろしい異世界を圧倒的な筆力で描く「ベルセルク」。新刊26巻が届けられた。1989年、月刊アニマルハウス10月号に初めて「ベルセルク」が登場して、早14年以上の月日が流れた。三浦建太郎は、この作品にすべてを注ぎ込んでいる。グリフィスが「フェムト」に転生するために起こされた「蝕」で、ガッツとキャスカを除く鷹の団全員が凄惨に殺されるシーンが続く、これまでで最も衝撃的な13巻から、ちょうど倍の巻数になった。
 26巻では、新たなガッツの脱人間化が始まる。これまでも人間離れしていたが、鉱精(ドワーフ)によってつくられた呪物「狂戦士の甲冑」を身に着けることによって、さらに人間の限界を超える。髑髏の騎士との関係を示唆する甲冑。今後のストーリー展開で、グリフィスが率いる強力な使徒の集団と戦い続けるためには、仕方ないだろう。しかし、「ドラゴンボール」のように歯止めが効かなくならないか、少し心配だ。

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